風間俊介「能登の“今”を描くことに意義を感じている」NHK連続ドラマ『ラジオスター』追加キャストが解禁

2026.1.23 12:15
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NHK連続ドラマラジオスター出演者の写真

2026年春にNHKで放送の連続ドラマ『ラジオスター』。主演の福地桃子らとともにラジオのパーソナリティーとして奮闘するメンバーや、能登で暮らす人々を演じる、豪華出演者が発表された。出演者には演技派として名高い風間俊介、舞台でも大人気の甲斐翔真、そして日向坂46新センターの大野愛実ら、個性豊かなキャストが名を連ねており、出演にあたってのコメントを寄せた。

■大切なことはたった一つ、笑いを届けること
今作は、石川県・能登が舞台のドラマ。
主人公・柊カナデ(福地桃子)は、恋人の故郷・能登へ旅行中に地震に遭う。そのとき、避難所で松本功介(甲本雅裕)が温かく世話をしてくれた。

恩に報いたいと、再び能登を訪れたカナデ。そこで松本から頼まれたのは、災害FMのラジオパーソナリティーだった。ラジオには、松本の思いに巻き込まれた主婦の小野さくら(常盤貴子)らも参加したが、誰1人経験者はいない…。それでも松本は言う。
「下手でいい。でもリスナーを笑わせてください」

なぜラジオなのか、なぜ「笑い」なのか、分からないまま企画を考え、出演ゲストを探し、奮闘するカナデたち。本音のトークが笑いを呼び、みんなの心を揺さぶっていく。やがて、ラジオメンバーたちもマイクを前に、胸に秘めた思いを語り出す。

※災害FM…臨時災害放送局。災害時に、被災者に向けて必要な情報を届けるための期間限定のラジオ局。東日本大震災では、東北地方を中心に延べ30局が開設された。能登初の災害FMは、2025年7月7日に開局した。

今回新たに出演が決まったのは、渋川清彦、甲斐翔真、大八木凱斗、風間俊介、大野愛実(日向坂46)、近藤芳正、田村ツトムの7名。ラジオのパーソナリティーとして奮闘するメンバーや、能登で暮らす人々を演じる。

■風間俊介:小野政博(おの・まさひろ)役

小野さくら(常盤貴子)の夫であり、料理人。能登の食材にこだわり料理店を営んでいた。地震により店を失うも、600人分の炊き出しを何か月にもわたって行った。その縁で、「炊き出し飯選手権」というラジオの企画に出演することになる。

〈風間俊介 コメント〉
ドラマは少し時間が経ち、『あの頃』を描くことが多いです。 そうじゃないと総括出来ず、物語の『答え』を描きづらいからです。でも、「ラジオスター」はほぼ今の能登を描いています。 答えは見つからないかもしれない挑戦。 この今を描くことにとても意義を感じています。 観ていただける方に何が残るかは分かりません。でも、少しでも多くの方が能登の『今』を感じてくれたら、『これから』に光が差すのではないか、そんな風に感じています。この温かい物語が、多くの方の心に光を灯すことを願いながら、撮影したいと思っています。

■甲斐翔真:海野リクト(うみの・りくと)役

高校卒業まで能登で育ち、その後、夢を追って大阪に住んでいた過去がある。現在は、実家の銭湯を手伝うために、地元に戻っている。素人だけでつくるラジオ放送に対して懐疑的で、カナデには特に冷たい態度をとる。

〈甲斐翔真 コメント〉
ドラマにレギュラー出演させていただくのはかなり久しぶりだったので最初は緊張していましたが、チームラジオスターの雰囲気が最高に良くて、今では毎日楽しく撮影しています。
能登で撮影もしました。被災地の現状にも触れました。人々の温かさに胸を打たれ、美しい景色に囲まれて、美味しいご飯を頂いて。今すぐにでも、また行きたいくらい能登を大好きになりました。海野リクトは謎の多い人物ですが、段々と彼の過去が掘り下げられていきます。楽しみにしていただけるとうれしいです。

■大野愛実(日向坂46):小野まな(おの・まな)役

小野家の一人娘。現在、中学2年生。祖母の家が大阪にあり、地震の後、半年間だけ大阪の学校に転校していた。その経験もあり、卒業後は能登を出て大阪の高校へ通いたいと考えている。

〈大野愛実 コメント〉
想いを言葉にすることはできても、それを相手に届けることは決して簡単ではありません。それでも、伝えたいと願う気持ちや誰かを想う心があるからこそ、人は前に進めるのだと思います。どんな環境にいても「守りたいもの」と必死に向き合う登場人物たちに、私自身たくさんの元気をもらっています。今作がドラマ初出演ということで緊張もありましたが、新たな一歩を踏み出す気持ちを、私の演じるまなと分かち合いながら成長できた時間でした。
まなが一生懸命に想いを紡ぐ姿を、丁寧に、誠実に演じていきます。

■渋川清彦:西川誠(にしかわ・まこと)役

町の消防士。優しく正義感にあふれ、周りからの信頼もあつい。地震や豪雨による災害のときには、一人でも多くの人を助けようと奔走した。おしゃべりが得意というわけではないが、松本(甲本雅裕)の思いに共感しラジオに参加する。

〈渋川清彦 コメント〉
撮影に入る前に、能登の色々な場所に行かせてもらい、地元の人たちの話を聴き能登の現実を知りました。そして撮影でも10日間ほどお邪魔させてもらい、もう少し深く能登の皆さんの人柄や、風習、文化などを感じながら西川誠という人物を演じることができました。気持ちが滅入るようなことや憤りを感じるような現実もありましたが、演出の一木さんを筆頭にチームの情熱と、丁寧な生活をしている穏やかで温かい能登の皆さんのおかげで良い時間を過ごせました。「ラジオスター」楽しんでください!よろしくお願いします。そして私は輪島塗にどっぷりはまってしまいました。

■大八木凱斗:多田豊(ただ・ゆたか)役

リクト(甲斐翔真)の同級生。天然かつ、お調子者であり、松本にラジオに誘われたときも二つ返事で引き受ける。松本の指示どおり、笑いを取ろうと必死に頑張るが、そのわりに緊張しやすく、うまくしゃべれないと落ち込んでしまう。

〈大八木凱斗 コメント〉
多田豊役を演じさせていただきます、大八木凱斗です。この作品はラジオや能登を通じて、それぞれの生活を懸命に生きる人達の姿が毎話見えてくると思っています。僕自身、その姿には単純な励ましや慰めの言葉よりも、ささやかで強い日常への後押しがあるんじゃないかと感じています。そして、今までラジオや能登に触れてきた方にも、そうじゃない方にも、その自然な温もりは感じていただけるのではと思っています。一つ一つ丁寧にお届けできるよう精一杯取り組んでいきます。

■近藤芳正:伊丹純也(いたみ・じゅんや)役

フレンチレストラン・メゾンスズノを経営しているシェフ。県外からもお客さんが来るような有名な店だが、地震の被害で今もなお休業している。地震のときには他の料理人たちと協力し、炊き出し1500食を8ヶ月間作り続けた。

〈近藤芳正 コメント〉
能登に行かせていただき、輪島塗をはじめとする工芸品の素晴らしさ、魚だけでなくお肉や野菜まで本当に美味しい食、そして想像もできないほどの辛さを抱えながらも、常に温かく、前を向こうとする人の力に触れました。一目ぼれでした。
この地域のために、何かをしたい。
本当に小さな力ではありますが、能登の原点を忘れず、明るく元気な演技を通して、観てくださる方が「能登に行ってみたい」と思ってくれたらうれしいです。

■田村ツトム:中野修二(なかの・しゅうじ)役

小さな医院を営む、町で唯一の医師。地震直後は、救命の最前線に立った。ラジオにゲストとして出演し、そのときの様子をカナデたちに語りかける。

〈田村ツトム コメント〉
私自身、阪神・淡路大震災を経験しましたが、人の生き死にを間近で経験することはありませんでした。ドラマ撮影で能登を訪れ、発災当時に手当てを行った医師や看護師の方に、救命の最前線で経験した話をお聞きしました。
命のやり取り、孤独や孤立。しかし人々は助け合い、しっかりと心の手を繋いでいることを知り、今回の役作りに大きなヒントを与えていただきました。中野医師を通して、人間の強さ、助け合う心の大切さ、そして能登の皆さんから感じた「生きるエネルギー」を少しでも視聴者の皆さんに伝えることが出来ればと思います。

NHK総合 連続ドラマ『ラジオスター』
2026年春 放送予定

写真:©NHK

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