「通りまぁぁぁぁす!」と叫びながら6人のスタッフが店内を爆走! 1日1,000食を提供する山梨名物“ほうとう”の『オモウマい店』

2025.12.31 12:30
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12月30日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、山梨県富士河口湖町の『ほうとう不動 河口湖北本店』を紹介。1日最大約1,000食を提供してるという巨大店に、スタジオが目を丸くした。

観光バスのルートにもなっている県内でも屈指の有名店。観光シーズンには団体客がひっきりなしにやってきて、本館と別館合わせて280席が常にほぼ満席。そんな店内で「通りまぁぁぁぁす!」と大声を出しながら、ほうとうの鍋を運ぶのは6人のスタッフ。通路は常に疾走するスタッフで入り乱れているが、ぶつかることもなく、器用に駆け抜けていく。よく見ると通路は一方通行を厳守。あらかじめ走るルートと向きが決まっているようだ。

毎日の朝礼では「明るく元気に大きな声で!心を込めたおもてなし!」と声出し。店内は常に元気のいい声で満ちあふれていて、それが店の名物にもなっている。提供する料理は100%『不動ほうとう』(1,320円)。油揚げ、インゲン、カボチャ、大根、ニンジン、キャベツ、白菜、タマネギを具材に、動物系の合わせだしで煮込む。“ほうとう”は自家製麺で、下ゆでせず、だしで直接煮込む。味付けは数種類をブレンドしたオリジナルみそ。仕上げに、なめことネギを乗せ、ごま油を香り付けして完成。

『ほうとう不動 河口湖北本店』の店主の写真
『オモウマい店』(店主)

店主は古屋昇栄さん(49)。広大な厨房にはコンロが50口並んでいて、鍋の調理はほぼ店主1人で担当している。3割くらいまでコンロで熱し、その後はコンロから外して鉄鍋の予熱で火を通す。それを最後にもう1回コンロに戻して仕上げ。次の注文の鍋に早く火を入れられるので時間が短縮できるという。「作り置きは絶対しない」と店主。

営業時間は11時から20時まで(※材料がなくなり次第終了)。司令塔としてスタッフに号令をかける女将の古屋千絵さんへ、番組スタッフが「1日何km歩いているんですか?」とたずねると「距離だと、(1日に)夕方まで約20km」とのこと。体力自慢のスタッフたちを採用しているそうだ。次に番組スタッフが店主に「スピードって大切ですか?」とたずねると、「ぐつぐつしてるうちに届けたい。ふたを取るとお客さんが喜ぶから」との答え。「だからちょっと大変だけど、みんなに頑張ってもらう」と店主。

スタジオゲストの何人かはこの店を知っていたとのこと。しかし笑福亭鶴瓶だけは“ほうとう”を知らなかったそうで、「食べてみたい」を連発していた。

笑福亭鶴瓶の写真
『オモウマい店』(笑福亭鶴瓶)
ヒロミの写真
『オモウマい店』(ヒロミ)

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写真提供:(C)中京テレビ

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