ムロツヨシが明かす下積み時代　26歳で「これはもう無理だな」と思った次の日から始めたこと　自らつかんだ『踊る大捜査線』出演のきっかけとは

26歳のある日、「これはもう無理だな」と急に気づいたムロ。しかし、次の日から驚きの行動に出る。「次の日から、“ムロツヨシです”って連呼して、名刺を作って、いろんな劇団に“使って下さい”“使って下さい” “使って下さい”と（配り）、毎日夜は、いろんな事務所に手紙を書いて、“僕を所属させてくれませんか”と」と、自ら様々な事務所に声をかけ続けたことを明かした。

そんな中、食事に行くことができたのが、本広克行監督。ある舞台で、「“踊る大捜査線”の監督がいるよ」と聞いたムロはさっそくアプローチ。「“ムロツヨシです”を連呼したら、“お前の野心は、なかなかだな。じゃあ、一度使ってみてやるよ”って使ってくれたのが、（“踊る大捜査線”での役柄だった）」と、おそいかかる挫折に負けず、自ら行動を起こし続けた先につかんだ転機に、スタジオは感嘆の声に包まれた。

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写真提供：（C）日テレ