重さ約100kgもある墓石が次々と倒壊…田中直樹扮する大学教授が“犯人”を科学の力で突き止める！瀬戸朝香も驚いたその原因とは

事件が起こる霊園に島田らを集めた田中は、石を倒した正体として水が入った瓶を取り出すと、それを塩の入った氷水につけた。すると瓶の中の水は急速に凍り始め、“バキッ！”という音とともにガラス瓶にヒビを入れた。

田中は「水は凍ると体積が約9％膨らむ。その際に発生する力は、1㎠あたり2トン。これは、水深2万mの海底よりも大きな圧力。この瓶くらいなら簡単に割ってしまうというワケです」と氷の力を証明。

そして「墓石の隙間に染み込んだ雨水が夜の冷え込みで凍り、内側から石を押し上げた…そして陽が出たことで溶け始め、バランスが崩れて墓石が倒れた」と、夜間にできた氷が朝になって溶けたことで、墓石のズレと倒壊を招いたことを結論づけた。

ちなみにこの力は建築現場の解体作業でも応用されており、コンクリートを割るために使われることもあるという。

田中は墓石が滑り落ちるように倒壊した様や、墓石の接続部分が濡（ぬ）れていたことから真実にたどり着いたそうで、雨水が入り込まないようシーリングによる補修を提案。そして島田に対し「おじいさんはあなたに怒ってなんていない。呪ってなんていない。だから自分を責めないで」と励ましの言葉をおくった。

再現VTRを見た瀬戸は「100kg近くある石が“こてん”っていっちゃうと思うと、びっくりします」と墓石を動かしたまさかの原因に驚くと、MCの内村光良も「自分のお墓を見に行きたくなりますよね」と同調した。

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