女子レスリング金メダリスト・登坂絵莉「スゴい困って…」五輪選考会で目がよく見えないまま試合に…その結果は？

さらに上田が、“ツイてなかった”エピソードを尋ねると、「リオオリンピックの選考会の時に、コンタクトを忘れたんですよ」と切り出した登坂は、「私のコンタクトってちょっと特殊で、寝る前にコンタクトをつけて目を閉じて寝ると、その間に角膜の形を変えて、次の日の朝に外すと、裸眼で見えるっていう」と、驚きの機能を備えたコンタクトを使用していることを明かし、スタジオは驚き。

続けて登坂は、「それを忘れちゃったんですよ。試合の前日だったので、後輩に電話して、名古屋から東京に持ってきてもらったんです」とその後の対応を振り返ったが、「そしたら、コンタクトをつけずに寝ちゃったんですよ」と、大切なタイミングでのトラブルを打ち明け、上田は思わず「わざわざもって来てもらったのに？」と反応。

それを聞いて、「そうなんです。朝起きたら、“あれ？目見えないな”って思って。そのまま試合をやるしかなくて」と状況を明かした登坂に、上田は「でもよく見えないわけでしょ？相手がどういう攻撃でくるかとか」と質問。すると登坂は「見えないですね。タイマーが見えないのがスゴい困って。コーチに、“私、見えないので、時間読んでください”って言って」と試合中のハラハラする状況を解説。

そして上田が「どうだったの？結果は」と尋ねると、登坂は「結果は優勝して」と答え、まさかの展開に周囲からは拍手喝采。さらに上田が「見えない中、優勝したんだ」と声を上げると、登坂は「見えないおかげで力が出て、そのままオリンピックも金メダルを取ることができたんで」と好転したことを明かし、スタジオからは感嘆の声が上がった。

【TVer】最新話を無料配信中！
【Hulu】過去話～最新話配信中！

写真提供：（C）日テレ