【最終回直前】莉沙（井桁弘恵）の不倫相手・涼（豊田裕大）の化けの皮が剥がれる。奏子（奈月セナ）のお腹の子の父親は…

12月16日深夜に日本テレビ系火曜プラチナイト「ドラマDEEP」『そこから先は地獄』の第11話が放送された。
（※以下ネタバレを含みます）

生命保険会社に勤める矢嶌莉沙（井桁弘恵）は、夫・高久（落合モトキ）と順調な結婚生活を送っていた。しかし、刺激を求める高久は既婚者専用マッチングアプリで知り合った奏子（奈月セナ）と不倫。対して、莉沙も鍼灸（しんきゅう）付きジムの美青年トレーナー・城内涼（豊田裕大）と接近。涼は、妻・凪子（山崎紘菜）からDVを受けつつも、“凪子公認不倫相手”として奏子とも男女の関係に。

奏子の妊娠後、高久や涼たちとの不倫を知った奏子の夫・将也（小久保寿人）は激怒し、奏子に別れを言い渡す。凪子が自ら命を断った後、涼をよく思っていない凪子の親が凪子の口座を凍結。ジム経営に困窮する涼を見かねた莉沙は元顧客の1000万円を着服してしまう。しかし、莉沙にパワハラを告発された元上司・桑原（和田聰宏）に横領がバレた莉沙は、ホテルに連れ込まれ…

桑原に襲われそうになった莉沙を高久が救出。桑原を追い払った後、莉沙は着服していたことや、奏子からお金を要求されたことを高久に打ち明ける。

涼の本性を悟った高久の説得もあり、莉沙は涼にお金を渡すことはなかった。お金が手に入らないことを知った途端に態度の変わった涼の姿を前に、莉沙は怒りを爆発させる。莉沙を落ち着かせようと、涼は凪子が暴れたときと同様に、とある錠剤を差し出し飲むように促す。

一方、行くあてもない奏子は、再度将也のもとに駆け込むも拒絶されてしまい、直後、お腹を押さえ倒れ込んでしまう。奏子は、莉沙と高久に介抱されるも流産してしまい、ベッドに横になりながら、描いていた理想的な家庭像を莉沙と高久につぶやくのであった。

そんな奏子の声を病室の外で耳にしていた将也は、奏子のお腹の子の父親を調査すべくDNA鑑定を急いだ。また、入院中の奏子に病院から出された青い錠剤は、涼が莉沙に差し出したものとよく似ていて…。

奏子のお腹にいた子の父親が涼であると知った将也は、涼のジムに乗り込み、何度も涼の顔を殴打。将也の危険な行動を察した奏子から連絡を受けた莉沙と高久も駆けつける。

一度はその場もおさまったものの、高久が涼に対して、衝撃の事実を言い渡す。それは、凪子の父から遺産の代わりに譲り受けたジムの入っているビルが、土壌汚染地にあり、いわば負債を押し付けられた形であるという内容で、その事実を知った涼は逆上。涼は怒りに身を任せ高久に何度も拳を打ち込むのであった。涼がその場を去ると、莉沙もまたその場を後にした。ネット上では、本性を見せた涼に対し「どんだけ最低なんだ！！お金のことしか頭にないし、あの薬は何？」といった反応も見られた。

次回最終回となる第12話、遺産として譲り受けたビルに価値がないと知り、自暴自棄になった涼はこれまで自分に不利な内容が書かれていると勘ぐって、隠していた凪子の遺言書をついに開封。そこには予想外のことが書かれており…。そして涼に対する莉沙の愛憎が爆発。たどり着いた地獄の果てに、衝撃の結末が待ち受ける。SNS上でも「ついに次回最終回、狂愛」「なんか寂し～どうなるんだ～」と最終回に向けた投稿が目立った。

『そこから先は地獄』
毎週火曜24時24分から日本テレビ系にて放送