なすなかにし・那須を襲った突然の脳梗塞…失語症と闘った壮絶な日々と涙で語る妻の覚悟

突然、相方・那須を失い、1人での活動を余儀無くされた中西。妻である梅小鉢・高田紗千子は「那須さんが帰って来られる場所を守るとなると、すごい重圧だったりプレッシャーは抱えてたと思うんですけど、そのプレッシャーを跳ねのけるためにより努力をしていた」と、夫の奮闘ぶりを回顧した。

高田によれば、中西はそれまで那須が勤めていた仕事も肩代わりし、事務所ライブのMC仕事などを入れるようマネジャーに頼んでいたそうで、「ツンってしたら、ボロボロボロって溢（こぼ）れてしまいそうなくらいプレッシャーだったり重圧は感じていたと思う」と語った。

インタビューを受け、番組MCの井桁弘恵からいつ復帰するかわからない相方を思いながら、モチベーションを絶やさず活動できた原動力について聞かれた中西は、「本当に信じてたからだと思います。もう子どもの時からずっと一緒だったから、わかるんで。ここで終わるような晃行ではないし」と、いとこだからこその信頼があったことを説明。「だから希望はめっちゃありました。絶望にはなってないです」と、相方が戻って来られる場所を守り続ける覚悟があったことを明かした。

中西が奮闘を続けるなか、その活躍をテレビで見ていたという那須。「相方が頑張ってくれているところで僕が“もう辞めます”っていうのはちょっと違うな」と復活を誓ったものの、言葉が出なくなってしまった自分に対し、くじけそうになることもあったという。

それでも「そこからちょっと“できないことも楽しもう”に変わるんですよね。で、“僕はもう元には戻らん、じゃあ違う立場で楽しもう。進歩を楽しもう”みたいな」と当時の心境を振り返った。

【TVer】最新話を無料配信中！
【Hulu】最新～過去話配信中！

写真提供：（C）日テレ