おじさん猫・コシマは中年の先住猫・菊次郎との距離を縮められるのか？アンゴラ村長の新たな保護猫預かり生活がスタート

こうして順調なスタートを切ったかに見えた、アンゴラ村長とおじさん猫2匹による共同生活だったが、2日目になると早速問題が発生。預かり初日のコシマに対するアンゴラ村長の反応に嫉妬したのか、菊次郎がコシマのいるリビングではなく、アンゴラ村長の寝室に引きこもり動かなくなってしまった。

平等に接したつもりだったアンゴラ村長は「どうしたんだよ…」と困惑しつつ、前日の自身の態度を反省。結局、菊次郎はその日の夜まで寝室に身を潜め、コシマの前に現れることはなかった。

一方、コシマはすっかり新しい環境になれた様子で、ケージの中でリラックス。そこで預かり3日目にして、早速ケージを時間限定でオープンすると、コシマは部屋中を物色し、すぐに菊次郎のそばへ近寄った。

すると前日とはうって変わり、菊次郎も自らコシマのもとへ。そして顔を合わせると、不意に互いに鼻で触れ合い、問題なくスキンシップに成功した。

無事にあいさつを済ませた2匹に、アンゴラ村長は「よかった、よかったー」と安堵（あんど）の声を漏らすと、この日は「いい子いい子」と菊次郎を欠かさずなでる配慮も忘れなかった。

その後もコシマは、リビングで体を伸ばすなど終始リラックスした様子を見せた。新たな共同生活は順調に進んでいるようだ。

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