九州・福岡発HelloYouth「満身創痍のアイドル人生」初の全国ツアーでの意外な挑戦や新体制での変化…激動の一年&ふるさとへの思い【独自インタビュー】

2025.12.7 12:00
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今年結成7周年を迎えた、九州・福岡を拠点に活動するアイドルグループ・HelloYouth。今春には全国7都市9公演に及ぶツアー『僕らは全力で青春やってんだ!』を成功させ、9月には3名の新メンバーが加入。“新体制HelloYouth”として新たなスタートを切ったメンバーらに、2025年に印象深かったこと、そして今後の夢をインタビュー。ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」のキャンペーンにも参加中の彼女たちに、“福岡への想い”についても改めて聞いた。

◆激動の一年、新体制で感じたこと

──2025年はHelloYouthにとって大きな出来事がたくさんあったと思いますが、特に印象深かったことは?
大島向葵(あおい):私は1期生で、リーダーになって4年経つんですけど、7年間で今が一番忙しくさせてもらっています。後輩が入るにつれて、しっかりしないとっていう自覚をすごく持った一年でした。私はあまり怒りたくない・言えないタイプなんですけど、HelloYouthの今後や「どう世の中に見つかるか」っていうのを、自分が7年間経験したり感じたことを微力ながらでもみんなに伝えることが、新体制になってからの私の役目なのかなと思っていて。メンバーはライバルだけど仲間。リーダーとして、一人ひとりにちゃんと伝わるような伝え方をしないといけないなと学んだ一年になりました。

大葉みらい:この一年、支えてくれる方がグッと増えたと思っていて。HelloYouthはライブに力を入れてるんですけど、そのファンの皆さんのおかげで、すごく楽しいライブができているし、8年間活動して毎年「今のHelloYouthが一番最強!」って更新されるんです。それは自信を持って言えます。
──「最強!」と思うところは?
大葉:ライブを見に来たらわかります!
全員:(うなづく)
大葉:今の流行りが“王道アイドル”で、HelloYouthの“がむしゃら全力な青春”を貫いているアイドルってそう多くないと思うんです。でも、日々過ごしている中で、疲れて青春を忘れかけている方たちに、私たちがパワーをあげようっていう気持ちでライブをしているので、映像やSNSを見るよりも、実際にライブハウスに来て感じてもらうのが、一番HelloYouthの良さが伝わると思います!ライブで福岡を盛り上げていきたいです!

大葉みらい

平松聖菜:向葵(大島)も言っていたように、今年はHelloYouthに入ってから一番忙しい一年でした。1月から全国ツアーがあって、ゴールデンウィークは7日間連続でライブ。その中で福岡公演、広島公演、翌日にはツアーファイナル。台湾にも2回行ったり、遠征も多かったんです。怒涛の日々についてきてくれるファンの方や、現地で待ってくれたファンの方を見て「皆さんに支えられてるんだな」って改めて感じた一年になりました。
──台湾遠征で印象的なことは?
平松:みんなでご飯に行った時、財布とパスポートをご飯屋さんに忘れたまま、ホテルに帰ってきちゃって。
大島:危なすぎる!
平松:「やばい!」って思ったんですけど、台湾遠征でサポートしてくださる方がそばにいたので、ご飯屋さんに電話してもらって、お店の人がいい人でちゃんと預かってくれてました。それが一回目の台湾遠征だったので、二回目の時はずっとカバンを前で持って、そこに入れてました(笑)
大島:今年台湾に二回行ったんですけど、一回目は食べ物とかすごく心配であまり食を楽しめなかったんですよね。でも二回目は少し慣れたのか、みんなでご飯屋さん回れたり、夜マッサージに行ったりして楽しみました。
大葉:海外に行ったことによって、人間としてワンランク上がったよね(笑)海外でライブを盛り上げられた私たちって「なんでもかかってこい」じゃないですけど、強くなった気がします!

HelloYouth 1期生
大葉みらい、平松聖菜、大島向葵

宇咲妃奈乃(うさきひなの):今年の1月から5月に開催した初の全国ツアー『僕らは全力で青春やってんだ!』でめっちゃ成長できた5か月間。そこからグループの体制が変わったり、新メンバーが入ってきたりして…全員が成長できた一年でした。
──成長を感じた出来事は?
宇咲:今回の全国ツアーでは、公演前にどれだけ会場を温められるか、一人10分、温める方法は自分で考えて披露するという挑戦をしました。私は苦手な“喋り”を一人でしたんですけど…(涙)
大葉:この子は取材の時とか、喋ると緊張で泣いちゃう子で…大丈夫だよ!
宇咲:(涙)
大葉:今回初の全国ツアーということで「挑戦」という一つのテーマがあったんです。一人でどれだけ会場を温められるか「前説」みたいな時間を設けて、ひなの(宇咲)は“一人喋り”に挑戦したんです。
大島:普段MCでは一言も喋らない、静かなキャラなんですけど、そんな子が!10分一人でペラペラ喋ってたのでびっくりしました。

宇咲妃奈乃

海月らん:私は、今年前半は全国ツアーでファンの方と絆が深まったり、いろんな県に行ったことで新しい出会いもありました。後半は、グループが新体制になって、正直副リーダーとして不安がたくさんあったんですけど、新メンバーが頑張ろうって思わせてくれるぐらいいっぱい頑張ってくれていて。改めていいグループが出来上がっていると感じたので、来年は、今年出られなかったイベントやフェスに出られるように、もっと強くなりたいです。
──不安を相談する方はいますか?
海月:LinQの最年長メンバーで実の姉の海月らなにめちゃくちゃ話します。週一で2時間ぐらい電話をするんですけど、悩みを聞いてくれたり、お姉ちゃんも私の話を聞いて「初心に戻れていい」って言ってくれて、めちゃくちゃ支え合って生きてます(笑)アイドルとして大切なことを教えてくれる関係性ですね。最近相談したことは、1期生との関わり方…
大葉:え~!めちゃくちゃ嫌なやつじゃん!
全員:(爆笑)
大島:ちなみに具体的に教えて!(笑)
海月:お姉ちゃんは、先輩からいっぱい吸収して成長した実体験があるから、私もどうやったら1期生に近づけるかなって相談して…「1期生に自分から話しかけたり、1期生が考えていることを自分が先に考えて行動に移した方がいい、一番最初に振りを覚えたら1期生の目にも入るよ」とかアドバイスをくれて、徹底的にやりました。実際仲良くなれてると思って…ます!
平松:今「思ってないです」って言われるのかと思った(笑)

HelloYouth 3期生
槙宮令乃、海月らん、宇咲妃奈乃

槙宮令乃(れの):今年はグループの体制が変わることが多くて、自分たちも混乱したし、ファンの方にも「どうなっていくんだろう」って思わせてしまったことがたくさんありました。でも、今年の中で一番濃い時間を過ごしているなって思うのは“まさに今”なんです。新メンバー加入後、“HelloYouth 9人体制”になってすぐ、東京と台湾遠征に行って。1期と3期は体制が変わるにつれて立ち位置も変わるので、お互い協力して支え合えたり、4期生とは遠征中に話していくうちに、お互いに知らなかったことを知ることができたり。その期間で、1期生の皆さんとも、同期の3期、新メンバーともいろんなことを話せましたし、仲間としての絆が深まったなと思っています。

槙宮令乃

優希:私は、今年の9月28日に新メンバーとしてデビューさせて頂いて、翌週は東京遠征、その次の週には台湾という当たり前ではない経験をたくさんさせてもらっています。みんなと出会ってまだ3か月くらいなんですけど、特に思い出に残っているのはデビューライブです。心臓が破裂しちゃいそうなくらい緊張していて。でもメンバーもファンの方々もとても温かくて、ステージに出たらちょっと緊張が収まりましたし「これからHelloYouthとして頑張るぞ」という想いが強くなりました。
大島:優希と私は同い年(25歳)なんです。
大葉:HelloYouth1期生はアイドル8年目、優希はこれまでも福岡でアイドルをしていて加入してくれたので…
優希:アイドル13年目になります。
大島:超先輩です、勉強させてもらうこともあります。(今年8月にLinQを卒業した髙木)悠未さんがアイドル歴14年で西日本一だったから、今優希が西日本一のアイドル歴かもしれない!そういうメンバーがグループに入ってきてくれたことが心強いなと思いますね。
大葉:みんな学んでこうね!
優希:あははっ(照)

優希

平野未季:私も今年新メンバーとして加入させていただいて、初めてのことをたくさん経験させてもらって、すごく濃い3か月でした。私は今中学2年生なんですけど、4~5年前にキャナルシティ博多でHelloYouthさんのライブをたまたま見て「HelloYouthに加入したい」と思ってこの事務所に入ったので、今は幸せでしかないです。
──推しメンは?
平野:大島向葵さんです!
大島:やった~!
全員:(笑)
平野:葵さんのパフォーマンスと何でも全力なところに惹かれて、その日から私は“HelloYouth一筋”です!
大島:うれしいですね。当時、HelloYouthに憧れている子はあまりいなかったんです。事務所の先輩でアイドルの王道・LinQさんが好きな人が多くて。私たちのライブは汗をかいてぐちゃぐちゃになるようなパフォーマンスなので「そこに憧れる珍しい子がいる!」って話題でした。だから、ずっとHelloYouth一筋で思い続けてくれて、新メンバーとして入ってくれていることがすごくうれしいです。
平野:(大島にキラキラした視線)
大島:この前、厳しい言葉をかけちゃったけど…
平野:…(涙)
大島:ごめん!思い出させちゃった?やばい、泣かせちゃいました平野未季を!(焦)未季(平野)はHelloYouthが大好きって気持ちで入ってくれたから、その気持ちをしっかり受け取って…厳しい言葉をかけたのは、嫌いとかじゃなくて、みんなでHelloYouthをもっとよくしていきたい、盛り上げていけたらいいなって思ってるよ。
平野:ありがとうございます(涙)

平野未季、大島向葵

櫻井かのん:私は幼稚園生の頃からアイドルを目指していて、今年HelloYouthの新メンバーとして加入することができました。オーディションを受けてから約1か月で加入することが決まって、デビューライブまで練習がたくさんあったんですけど、HelloYouthの一員になるっていう実感があまり湧いていませんでした。でもこうして1か月半活動して、素敵なメンバーやファンの方々に囲まれて、すごく幸せな一年でした。
大島:4期生(新メンバー)が入った時、私たちは遠征が多くて、練習を全然見てあげられなかったんですけど、デビューライブまでに自分たちで仕上げたのはすごいなって思います。ファンの方も「新メンバーってわからないくらい馴染んでる」って言ってました。

櫻井かのん

■それぞれが想う次なる目標

──2026年の抱負は?
平松:ファンを増やす。何事も集客が大事になってくるので「与えられたチャンスをものにして、一つ上のレベルに上がって…」順序を踏んで上に上がれるように頑張りたいです。
大葉:私たちは泥臭く、満身創痍でアイドル人生を過ごしているので、いろんな方に知ってもらうチャンスを作ること、そしてファンを増やすことが大事になってくると思います。

平松聖菜

優希:4期生は、全曲約40曲中まだ20曲ほどしか覚えられていないので、まずは全曲覚える!そして、HelloYouthの一員として認めてもらいたいです。…頑張ります!
櫻井・平野:頑張りましょう!

HelloYouth 4期生
優希、平野未季、櫻井かのん

海月:大きなフェスに出ることと、周年ライブのチケットを絶対に完売させる!
大葉:毎年、大型ライブハウスDRUM LOGOSで周年ライブをやっていて、コロナ禍の時に一度だけソールドアウトしたことがあるんですけど、それ以外の年はソールドアウトしていなくて。次回こそはチケット完売を目指しています!

海月らん
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