SUPER EIGHT安田章大の初テント公演『愛の乞食/アリババ』配信決定!「観る演劇ではなく体験する演劇を是非」
SUPER EIGHT安田章大(41)が今夏 東京・新宿の花園神社特設テントで上演した新宿梁山泊第79回公演≪唐十郎初期作品連続上演≫『愛の乞食』『アリババ』が配信版として映像化されることが決定した。12月20日(土)19:00から1か月間、PIA LIVE STREAMで独占配信される。(※初回は疑似生配信)
本公演は、唐十郎作品の原点ともいうべき初期作品『愛の乞食』(1970年初演)と『アリババ』(1966年初演)を、第59回紀伊國屋演劇賞 団体賞、第32回読売演劇大賞 最優秀作品賞を受賞した演劇集団「新宿梁山泊」がスペクタクルな演出で上演。SUPER EIGHTの安田が、蜷川スタジオと「状況劇場」を経て新宿梁山泊を旗揚げした金守珍(きむ・すじん)の演出のもと、アイドル×アングラの化学反応を見せている。

配信版では本編 約2時間45分に加え、特典映像として約45分の舞台裏メイキングも同時配信。稽古風景、衣装や小道具・大道具を作る俳優たち、安田も参加したテント劇場設営の様子など、2か月以上にわたり密着した内容となっている。


<演出:金守珍コメント>
実際やった舞台を映像で見ると「違うな」といつも思っていましたが、今回の映像には魅力を感じました。テントではライブの臨場感の良さがありますが、映像は映像での楽しみ方があります。俳優の表情、流れる涙、汗を皆さんが見られるのはすごく感動しています。
さらに今回は、映像用に曲を変え、作品に新しい息吹が加わりました。ひとつの舞台芸術が映像芸術へと転換され、全国の皆さまに自信を持ってお届けできることを嬉しく思います。
唐十郎作品は飛躍と省略のファンタジーで、答えはありません。楽しみ方を覚えると、イメージをキャッチし、自分なりのストーリーを作れる参加型の作品です。だからこそ、60年前の作品が今も生き続けるのだと思います。特に劇場に来られなかった皆様、安田章大の舞台に対する情熱はこの映像から滲み出ていますので、ぜひご視聴ください。

<主演:安田章大コメント>
60年、70年代から受け継がれてきた唐十郎、テント演劇が令和7年、映像配信にて擬似体験を実現!
新宿、花園神社に突如現れるテント演劇。街の喧騒、救急車のサイレン、急な雨さえもが演出効果へと変わり、熱気と期待、そして時代を繋ぐ意志を持つ者とそれを見届けたい者の人いきれで充満しています。
テント演劇にしかない、観る演劇ではなく体験する演劇を是非!
唐十郎さんを愛する方、テント演劇や演劇を愛する方、テントの持つ熱に触れてみたいと興味が湧いた方。渦に呑まれに来てください!

|配信概要
タイトル:
配信版 新宿梁山泊第79回公演〈唐十郎初期作品連続上演〉『愛の乞食』『アリババ』
スタッフ&キャスト:
作:唐十郎 演出:金守珍
出演:安田章大 金守珍 水嶋カンナ 藤田佳昭 二條正士 宮澤寿 柴野航輝 荒澤守
宮崎卓真 原佑宜 寺田結美 若林美保 紅日毬子 染谷知里 諸治蘭 本間美彩
河西茉祐 芳田遥 町本絵里 森岡朋奈 とくながのぶひこ
コンテンツ内容:
①本編『アリババ』~幕間(15分)~『愛の乞食』 約2時間45分
②特典映像 舞台裏に密着したメイキング映像 約45分
合計 約3時間30分
配信プラットフォーム :PIA LIVE STREAM
配信(初回):12月20日(土) 19:00~ (巻き戻し不可の疑似生配信)
アーカイブ配信期間:12月20日(土)24:00~2026年1月20日(火)23:59まで
《チケット購入ページ》
〈チケットぴあ〉
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《公式Instagram @tentohaishin_info》
問合せ先:
・配信に関するお問合せ チケットぴあ
・コンテンツに関するお問合せ 日テレアックスオン 配信版 紫テント事務局
tentohaishin_info@ax-on.co.jp
【『アリババ』あらすじ】
古い蛍光灯がチカチカする四畳半のアパートにひっそりと暮らす貧しい夫婦、宿六(やどろく)と貧子(ひんこ)。夫の宿六は、高速道路を駆け抜けて行ったという「黒い馬」の事ばかり夢見ている。
そこへ「捨て子拾い」を名乗る謎の老人が現れ、「赤い馬」がやってくることを予言する。
「朝は海の中、昼は丘、夜は川の中。それはなあに?」
ブランコが軋み馬がいななくとき、記憶の扉が開く…。
【『愛の乞食』あらすじ】
生命保険会社で働く田口は、都市の吹き溜まりの公衆便所で奇妙な“ミドリのおばさん”に出会う。
その正体は、かつて満州を荒らしまわった海賊・尼蔵(あまぞう)であった。
セーラー服姿の謎めいた少女・万寿シャゲ(まんじゅしゃげ)が帰ってくると、いつしか便所は朝鮮キャバレエ・豆満江(ずまんこう)に姿を変え、満州では酒場を営んでいたチェ・チェ・チェオケラや、かつて尼蔵の海賊仲間であった刑事、馬田(うまだ)と大谷(おおたに)が集ってくる。
もはや出発すべき船も海もなくし、くすぶる元海賊たちは、万寿シャゲに満州時代のある事件の生き残り「十四番目の朝鮮人の女」の面影を見出す。
裏ぶれた公衆便所の扉の向こうに広がる、満州の大海原。
時空を超え、生ける者と亡霊が行き交う空間に、彼方から杖の音が響く。
伝説の海賊、一本足のジョン・シルバーは現れるのか。










