大久保佳代子「私は無類のキス好きなので…」今ではみられなくなった女性芸人の“キス芸”一番印象に残っている相手はまさかの大物俳優

続いて話は“キス芸”の話題に。昔は芸人がやたらとキスをしていた。いまではこの手の笑いも鳴りを潜めているが、大久保は「私は無類のキス好きなので、全然私はよかったんですけど」と振り返りつつ、「キスするとやっぱ好きになっちゃうタイプじゃない?」と続けると、周囲から「知らん知らん」「急に桃井かおりみたいな」とツッコまれた。
そこでケンコバが「誰のキスがよかったんですか?」と質問。大久保によると、一番キスした相手は千原ジュニアだそうで、「体を重ねていくと、やっぱりそういう気持ちに…」と流れるようにボケた。すると、ケンコバは皆まで言わせず、「いや、体重ねてない」とツッこみ爆笑をさらった。
ちなみに、大久保としては、俳優の大杉漣さんのキスが印象に残っているそうだ。シチュエーションコントの一環だったので、キスしているように見えさえすればよかったのだが、大杉はしっかりキスしてくれた。「“だって、したかったからいいじゃないですか”って言って。漣が」と1人でのろける大久保。大悟は「漣が!?」と、大物俳優をさも親しげに名前で呼ぶ様子に、出演者たちが腹をよじって笑った。
大久保が言うには、「そういうご褒美もたまにあるんでね。一概にちょっとなんとも言えないですけど」とのこと。大悟は、「大久保さんがそう言っちゃえばOKやし、“私したくなかったのに”っていえば大杉漣さん怒られるわけでしょ?」と大久保に確認。大杉の行動が好意的に話されたのは、大久保が嫌がっていなかったからこそであることを分析した。
「嫌がる」といえば、当時女性芸人とキスすることになった男性たちの反応は、主に2つに分かれたそうだ。片方は、「最悪だよ!」のように嫌がるパターン。もう片方は、さほど嫌がらずに受け入れるパターン。
大久保としては、嫌がられるパターンにはさすがに傷ついたというが、逆に女性芸人が嫌がったら笑いが成立しないので、「まあ自分から(キスしに)いくか、こうやって待つか」と、キス寸前のように目を閉じた。そして、「しゃべってて悲しくなってきちゃった」「こっちに拒否権がないとか」と胸に手をあてた。これを聞いた大悟は、「たしかにそれは…よう考えたらなかなかのことを…」と共感した。
番組内では他にも、女性芸人による“パンツを見せる”芸や、『大悟の芸人領収書』内で大久保が実際にその芸を披露したときの様子、それに対する昔とは異なる反応など、大久保独自の視点から女性芸人の扱いの変遷がひも解かれた。
最終的に、大悟は領収書を“承認”!女性芸人の先駆者ともいえる大久保の奮闘に、笑顔で敬意を表した。
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