原菜乃華 北海道で恩人と再会…「どんな褒め言葉よりもうれしい」思わぬサプライズとは?
2025.12.1 11:30

作品の監督を務めた人物もまた、原に大きな影響を与えた。映画監督や脚本家、昨今は小説家としても活躍する片岡翔監督。映画『この子は邪悪』をはじめ、数多くの作品を手掛けてきた。原は監督について、「7歳の子どもにそんなに丁寧に同じ目線に立って、1人の役者として向き合ってくれた」と振り返り、子どもではなく1人の役者として話してくれる大人は新鮮だったという。
そんな片岡監督と、今回こぐま座で再会することができた。片岡監督は当時原をキャスティングした理由について「キラキラだけではない、どこか影みたいなのを持ってる子だなって感じたから」と話す。原が演じたのは、虐待を受けている女の子。あどけないだけでなく、どこか暗い側面を感じさせる演技が必要であり、監督は原の目の奥にある、少女らしからぬ確固たる強さに惹(ひ)かれたと語る。
監督の言葉に原は照れ笑いを浮かべるが、監督はさらに今回原に伝えたいことがあるという。「数年前に書いた探偵もののミステリーがあるんだけど、それの主演を菜乃華ちゃんにやってほしい」と、まさかのサプライズ。小説が映画化された際には、ぜひ原に主演をお願いしたいという。
これに対し原は「どんな褒め言葉よりも、オファーしてもらえることが一番うれしい」と一言。「オファーっていう形が一番“ちゃんと認めてもらえたんだな”っていう風に思える」と言って満面の笑みを浮かべた。

自身の俳優としての道のりがスタートした地を旅した今回。原は北海道について、「はじまりの場所です」と話す。自身の原点に立ち返り、また新たなスタートを切る。
【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!
写真提供:(C)日テレ
1 2










