【独自インタビュー】アニメ『ガチアクタ』OP主題歌『HUGs』でメジャーデビューPaledusk MV撮影時のまさかの出来事を明かす「40万するレンズを…」

2025.11.28 18:15
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アニメ『ガチアクタ』オープニング主題歌『HUGs』でメジャーデビューを果たしたPaleduskが11月25日(火)日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/あさ9時~)に初出演し、『HUGs』を生パフォーマンス。entaxは出演後、Paleduskに独自インタビューを行った。

◆メジャーデビュー曲『HUGs』生披露

今回披露したのは、7月28日にリリースされたメジャーデビューシングル『HUGs』。『ガチアクタ』の原作者から直々のオファーを受けて書き下ろされた楽曲で、原作の世界観とも完全にリンクした、Paleduskサウンド全開で展開していく壮大なロックナンバー。

◆『DayDay.』出演後、Paleduskに独自インタビュー

──『DayDay.』生出演お疲れ様でした!いかがでしたか?
KAITO:いや、もう初めての空間と経験で、直前まで余裕だと思ったんですけど、10分前ぐらいから急に緊張してきて。でも楽しく、山里(亮太)さんを始め皆さん優しくしてくれたんで、楽しかったです。
DAIDAI:ワイプに映る自分の顔見て「きしょ」ってなったッス。
全員:(笑)
TSUBASA:生放送って、カメラどこ向いたらいいんだろうって迷子になっちゃって。なのでずっと僕、カンペばっかり見てました。
BOB:一瞬で終わった感じがしました。楽しかったです。

(左から)Gt.TSUBASA、Vo.KAITO、Gt.DAIDAI、Dr.BOB

──本日ご披露された『HUGs』は、どんな思いが込められた楽曲ですか?
DAIDAI:人生です。すいません、臭い感じになっちゃって。自分を主体に、みんな共通してるものってあると思うんですけど、それに落とし込んで歌詞を(KAITOが)書いてくれて。アニメの世界観にも色々とハマる感じだったんで。なんかその、人生ですね。
KAITO:人生の話をしてくれて、僕と違う人生だけど、悩みとかって誰にでもあったり、誰にでも置き換えられる歌詞を書きたいなと思って。
DAIDAI:人生っぽい曲にしようと思って、Aメロ・Bメロ・サビとかじゃなくて、繰り返さない。まあサビはありますけど、他は全部繰り返さないで。
KAITO:「抱きしめて欲しい」っていう、誰でもわかるシンプルかつ恥ずかしくて言えないけど、みんなが持ってる気持ちみたいなのを、歌にだったら。しゃべると恥ずかしいこととかも、歌だったらなんかみんな言えたりするじゃないですか。そういう感情の吐き出し口の、手段の一つになったらいいなと思って制作しました。

──MV撮影での、ちょっとした裏話を教えてください。(MVはこちら)
DAIDAI:MV撮りながら、僕、曲書くんですけど。いつも何かしながら曲書くんですけど、自分の番がない間、あそこ(MV撮影地)で大きい声で曲作ってたんですよ。すごい広い、廃墟(はいきょ)みたいなところなのに、管理人のおじさんが来て「静かにしてもらっていいですか」みたいな。「あ、ここ騒ぎ放題じゃないと?」と思って(笑)その間に、TSUBASAはパンツぶっ壊して…
KAITO:BOBはカメラ壊して…
TSUBASA:40万するレンズをね(笑)
BOB:上からカメラが来るときにドラムをガーって叩(たた)いて演奏していたら、スティックがレンズにぶっ刺さっちゃったんですよ。そのシーンが俺のラストカットだったんですよ。「ありがとうございました」じゃなくて、「すみませんでした」って言って最後終わりました。

──TVアニメ『ガチアクタ』オープニング主題歌『HUGs』でメジャーデビューを果たしましたが、今後の目標や展望を聞かせてください。
DAIDAI:ぶっちゃけ展望なくて。もう毎日が楽しい。でかいステージ行きたいとかなかったんですけど、ONE OK ROCKの皆さんに「目標作れ」って言われて。「もう毎日がゴールなんす」みたいなこと言ってたら、「でも作れ」みたいな。そしたらTSUBASAが急に…
TSUBASA:大きい目標みたいなのは特になかったんですけど、“ドームでライブする”っていうのが目標の一つとして、Daisuke(DAIDAI)さんが宙づりでワイヤーアクションしながらギターソロ弾いてるとこ見てえ!って。
DAIDAI:わけわからないこと言いだして!
KAITO:めっちゃおもろいやんって。僕らのバンドの展望は“DAIDAI、中吊り東京ドームギターソロ”。高いところいける?
DAIDAI:高いところ…そのとき考えます。てか、そんな売れることないんで…絶対そんな売れないんで。
全員:(笑)
DAIDAI:何かの間違いで番組出てんなっていう。こんな朝から呼ばれるバンドじゃないでしょ!

──メジャーデビューは、4人の中で目指しているところではあったんですか?
KAITO&DAIDAI:なかったです。
DAIDAI:ずっと何かの間違いが続いてます。音楽的に、世界にないことやりたいっていう欲だけだったんで、お茶の間なんて…考えたこともなかったですね。
──またDayDay.出てくださいますか?
DAIDAI:飛んできます!
KAITO:ワイヤーで行きます(笑)

──先月、『ONE OK ROCK DETOX European Tour 2025』に帯同(オープニングアクト)されていましたが、ヨーロッパでのライブはいかがでしたか?
DAIDAI:バリ飯食ったね。バリ飯食わしてくれるんですよ、ONE OK ROCKって。2年前ぐらいから彼らのアルバム制作を一人で呼ばれて行ってるときから、曲書きに行ってんのか、飯食ってんのかわかんないぐらい食わしてくれるんです。ありがたいことなんですけど。それがツアー中もすごくて!
KAITO:ヨーロッパツアーの感想が飯ってやばい(笑)
TSUBASA:飯やばい(笑)
BOB:ライブとかじゃなくて飯っていう(笑)
KAITO:ライブのことでいうと、日本にいると考えられないようなスパンでヨーロッパとかアメリカではツアー回るんですけど、日々のライブの中でメンバー間でも「昨日より良いライブができた」っていう、同じ感覚でライブできる日が増えていって、バンドとしてのグルーヴとかも、ツアー中に変わっていったとこもあったかなと思います。何よりもこう、バンドのあり方みたいなところを、言葉でも姿でも、ライブでもたくさん見せてくれて、楽しく、毎日緊張感持ってできたかなというのが、すごいものをいっぱい見せてもらったなという感じでございます。
──BOBさん、TSUBASAさんはいかがですか?
BOB:ONE OK ROCKメンバーの皆さんと一緒に観光しに行ったり、ごはん食べに行ったりしました。その間もすごく優しくしてくれて、気にかけてくれていたので、ものすごくいい環境とメンタルで回れた感じがありました。
TSUBASA:やっぱりONE OK ROCKを見に来てくれてるお客さんが大半なわけで。その人たちの前でライブするってなると、シャウトがメイン・軸にあるバンドのお客さんではないというのがこれまでのヨーロッパツアーやアメリカツアーと全然別だったので、そういう人たちにどのようにリーチするか、コミュニケーションするかっていうのを15日間で、もうめっちゃしごかれた感じがします。いい勉強になりました。

──“こんなバンドになっていきたい”といった、憧れているバンドはいらっしゃいますか?
KAITO:好きなバンドはめっちゃあるんですけど、このバンドになりたいと言うより、このバンド“みたいじゃないこと”っていうのを突き詰めたいっていうことの方が…
DAIDAI:逆に憧れてきたバンドの曲は、自分が全部書いてやろうっていう目標でやってたんです。影響受けたから、影響受けさせようと思って。

──今後、このアーティストの曲書いてみたい!という人はいらっしゃいますか?
DAIDAI:それが達成しちゃったんですよね、全部。強いて言うならSKRILLEX(スクリレックス)かな。勉強したいなと。

──11月26日には初となるアルバム『PALEDUSK』がリリースされます。率直な気持ちとともに、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
KAITO:僕とTSUBASAが最初のメンバーで、アルバム10年間出さないとは思ってこず、10年経っちゃったんですけど。ファーストアルバムに自分のバンド名を、セルフタイトルつけたいなと思う楽曲が詰まってて。自分たちがリスナーとしても、このアルバムが出たら聴きたいなと思う、間違いないものになってるし、どの曲も作る段階でライブのことも絶対に意識して作ってる曲ばっかりで、やっぱりライブバンドだなっていうのを大事にしたアルバムにもなってるので、ライブに来てもらいたいなと僕は思います。あと、ファンの皆さんは10年間も待ってくれてありがとうございます!いわゆるこう、長く知ってるから、みたいなことは全くなくて、そのために新しい曲を出していくわけなので、新しい人と出会ってもらうために。なので、今まで応援してくれた人もありがとうだし、これから出会う人もよろしくお願いしますっていう感じです!

<Paledusk Profile>
Vo.KAITO/Gt.DAIDAI/Gt.TSUBASA/Dr.BOBからなる福岡発の4人組バンドPaledusk。2020年オーストラリアのレーベル「Grayscale Records」、2021年にEU/UKの「Avocado Bookings」、2023年にはアメリカのレーベル「SharpTone Records」との契約を交わし、数々の海外フェス/ライブにも出演を果たすなど、躍進を続ける。

【リリース情報】
1st full album『PALEDUSK』
11/26発売
配信はこちら

【ライブ情報】
Paledusk「What is Paledusk?? TOUR 2026」

2026年2月15日(日)福岡県 Queblick
2026年2月17日(火)奈良県 奈良NEVER LAND
2026年2月18日(水)京都府 ROKA
2026年3月12日(木)岐阜県 yanagase ants
2026年3月13日(金)石川県 vanvanV4
2026年3月17日(火)静岡県 Shizuoka UMBER
2026年3月18日(水)兵庫県 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
2026年3月19日(木)広島県 Hiroshima CAVE-BE
2026年3月22日(日)神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
2026年3月23日(月)千葉県 千葉LOOK
2026年3月24日(火)宮城県 仙台MACANA
2026年3月26日(木)岩手県 the five morioka
2026年3月27日(金)秋田県 LOUD Affection
2026年3月29日(日)北海道 KLUB COUNTER ACTION
2026年4月16日(木)愛知県 DIAMOND HALL(※追加公演)
2026年4月17日(金)大阪府 BIGCAT(※追加公演)
2026年4月20日(月)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)(※追加公演)

【Paledusk】
公式HP
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公式TikTok
公式YouTube
公式Instagram

写真:©︎entax

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