2026年春放送!NHK 連続ドラマ『ラジオスター』主演・福地桃子、ロケ地・能登に初めて訪れ「いるだけですごく心地いいな」
2026年春にNHKで放送の連続ドラマ『ラジオスター』。主演・福地桃子と共演の甲本雅裕、常盤貴子からコメントが到着した。
今作は、石川県・能登が舞台のドラマ。ボランティアで能登を訪れた主人公・柊カナデ(福地桃子)が、松本功介(甲本雅裕)の思いに巻き込まれ、災害FMのラジオパーソナリティーに。主婦の小野さくら(常盤貴子)たちとともに、平日お昼の生放送番組を立ち上げ、“笑える”ラジオを目指す。
※災害FM…臨時災害放送局。災害時に、被災者に向けて必要な情報を届けるための期間限定のラジオ局。東日本大震災では、東北地方を中心に延べ30局が開設された。能登初の災害FMは、2025年7月7日に開局した。
11月24日(月・祝)に石川県輪島市にて、ドラマの撮影が行われ、3人からはコメントが到着している。
♦主人公・柊 カナデ(福地桃子・演)

大阪のアパレル会社で働いていた。能登へボランティアで来たが、松本の無謀な計画に巻き込まれ、なんとラジオパーソナリティーをすることに。町の住人ではない自分に出来るのか……葛藤を抱えながら、能登の人々の優しさと強さに触れていく。
<福地桃子 コメント>
撮影は始まったばかりですが、すでに地元の皆さんの優しさに触れています。おいしいご飯もあって、自然に囲まれた環境で、いるだけですごく心地いいなと感じています。
私は今回の撮影で、初めて能登を訪れることができました。演じるカナデも生まれも育ちも別の場所で、いろいろなご縁があって能登にやって来ます。
この町の人ではないからこそ、彼女だからこそ、ドラマを見る人の心に届けられるものがあると信じています。この能登で感じたことを、カナデとして映像に残していけるように努めたいと思います。
♦松本功介(甲本雅裕・演)

ラジオ開局の発起人。とある理由から“笑える”ラジオにこだわっている。情熱はあるが、人とぶつかることもしばしば。米農家であり、米粉を使ったパン屋を営んでいたが、地震と豪雨で田んぼと店を失い、妻と息子とは離れて暮らす。
<甲本雅裕 コメント>
撮影期間は日々“能登で暮らしている”感じです。本当に楽しいです。能登は食べるものがすべておいしい!お店に入ると、これでもかというぐらい優しい人たちが迎えてくれます。
能登は十数年前に、ある映画の撮影でも訪れました。すごくいい町という記憶がありましたが、今回の撮影であらためて来てみると、どこに何があったのかわからなくなっていました。
災害が起きるというのはこういうことかと身にしみて感じたからこそ、僕らはうつむいている場合ではなく、このドラマを明るくて楽しい作品にしないといけないなと思っています。
♦小野さくら(常盤貴子・演)

おしゃべり好きな、みんなのお姉さん的存在。夫は料理人。地元を深く愛し、夫婦で夢だったペンションを建設していたが、地震により今も中断している。町に絆を取り戻したいと開局に参加した。
<小野さくら コメント>
一か月ぶりに能登を訪れて、いまの能登は(被災した建物の)解体が終わって時間がたち、「さて、ここからどうしよう」という局面に立たされているんだなと感じました。いまだからこそ、みんなで盛り上げていきたいので、そんなときに能登に撮影チームがいて、町がにぎやかになっているということが私にとっては何よりもうれしいです。ここからまた、共に歩んでいけたらと思います。
演出の一木さんは『まれ』からのつき合いで、いまの能登に寄りそったドラマにしたいという思いがあります。私たちもその思いをなるべく形にできるように、能登から元気を発信する気持ちで取り組んでいます。
♦あらすじ
主人公・柊カナデ(福地桃子)は、恋人の故郷・能登へ旅行中に地震に遭う。そのとき、避難所で松本功介(甲本雅裕)が温かく世話をしてくれた。
恩に報いたいと、再び能登を訪れたカナデ。そこで松本から頼まれたのは、災害FMのラジオパーソナリティーだった!松本の思いに巻き込まれ、主婦の小野さくら(常盤貴子)、消防士の西川、お調子者の青年・多田が参加。それを冷ややかに見つめる、銭湯で働くリクト。
松本は言う。「下手でいい。でもリスナーを笑わせてください」
目指すは平日お昼の生放送番組!なぜラジオなのか、なぜ「笑い」なのか、分からないまま企画を考え、出演ゲストを探し、奮闘するカナデたち。本音のトークが笑いを呼び、みんなの心を揺さぶっていく。やがて、ラジオメンバーたちもマイクを前に、胸に秘めた思いを語り出す――
連続ドラマ『ラジオスター』
2026年春 放送予定
2025年10月~ 石川県及び関西近郊で撮影











