約8帖のワンルームが1LDKの快適な部屋に?リノベーションしたアイデアハウスは驚きの連続

2人が促されたてベッドの階段を登ると、ベッドの脇には仕事用のデスクが設置されており、ベッドを椅子代わりにして作業ができるように作られていることがわかった。2人は「(高さを)使おうと思ったのがすごい。空間の魔術師」と、デッドスペースを有効利用するアンジェリカさんのアイデアを褒めちぎった。アンジェリカさんの部屋は他の香港人からも注目されている。リノベしたこの部屋を、アンジェリカさんの知り合いがSNSに投稿したところ、“約500万いいね!”もついたのだとか。
横山が、ベッドの上のスペースを指差して「ダイニングもこれってことですか?」と尋ねると、アンジェリカさんは大きく首を振り、ベッドの奥の空間に案内してくれた。2人がベッドの裏に行くと、ベッド下の空間にソファーが設置されていた。「こうなっているとは思わなかった」と、さらに予想を裏切られた様子の2人。また、窓を開けるとテラスが現れ、そこからは香港の美しい夜景を楽しむことができる。2人は「カフェじゃんもう。隠れ家カフェだ」と狭いながらも完成されたスペースに感激した。
また、ベッドの下からは展開テーブルが現れたり、壁に設置されたアコーディオン式ベッドを伸ばすとゲスト用ベッドになったりと、来客時にもてなすことができる仕掛けも。さらに、横山はベッドの上にプロジェクターを発見。2人が「ちょっと、ここ下りちゃうんじゃないの?」と言ってテラスの窓を指さすと、予想通りテラスの窓にはスクリーンが設置されており、スタジオのゲストたちも思わず「すごい」と声を漏らした。
限られた約8帖の空間が、キッチン、クローゼット、パウダールーム、寝室、ワークスペース、リビングダイニングになるというアイデアの詰まった部屋に、野呂は「狭さが一切気にならなかった」と強調。アンジェリカさんは「狭くてもアイデア次第で、広い部屋と変わらない快適な部屋にできると思っています」とアイデアの可能性を語り、野呂も「それ本当に、今日見て思いました」とうなずいた。

スタジオの松嶋尚美は「ベッドの下って一番ジャマじゃない?その下を利用してるのが、偉いなと」とアンジェリカさんのスペースの使い方に感心し、見取り図・盛山晋太郎も「空間をちゃんと使っていましたね、無駄なく」と同意した。











