安田章大×古田新太 7年ぶり舞台共演!「アバンギャルドな舞台になっています(笑)」舞台『音楽劇 ポルノスター』2026年春 上演
2026年3月から、安田章大、古田新太が出演する舞台『音楽劇 ポルノスター』の上演が決定した。
近年、歌舞伎の新作書き下ろしや、劇団四季などの大規模作品で演出を手掛け、目覚ましい活躍を見せる青木豪。そんな青木がパルコ・プロデュース公演で 2019 年に初めて作・演出を手掛け、安田章大と古田新太による舞台初共演で上演した『マニアック』(新国立劇場にて上演)。大好評のうちに幕を閉じた。
今回、再び青木豪書き下ろしのもと、安田章大と古田新太が 7 年ぶりに舞台で共演することが決定。2人が挑むのは、ブラックな笑いを散りばめた“不条理犯罪ファンタジー音楽劇”。仕掛けられた罠(わな)と残虐(ざんぎゃく)な犯罪が交錯する、予測不能な物語が展開される。
登場するのは、私立探偵とその姉、怪しげな美容整形外科医と一見セレブ風なその妻と癖ありげなその娘、AV男優兼薬剤師、マジシャン、そして失踪した男などなど――。エキセントリックな登場人物たちが、80 年代のディスコサウンドに乗せて繰り広げる、明るいエロティシズムとナンセンスの狂騒。誰も見たことのない、狂喜乱舞の音楽劇が繰り広げられる。
♦川島海荷、しずちゃんら豪華キャストが集結!
物語の主人公で私立探偵の森田林深志(もりたばやし・ふかし)を演じるのは安田章大。探偵事務所にやってくる奇妙な依頼人で美容整形医師の鶏野村誠也(とりのむら・せいや)に古田新太。誠也の妻・令美(れみ)に高岡早紀。誠也が溺愛する娘・マリアに川島海荷。深志の姉・緑(みどり)に山崎静代。AV 男優兼薬剤師の夢園杜莉雄(ゆめぞの・どりお)に小松利昌。マジシャンの長稲仁政(ながいね・じんせい)に村木仁。フカシと緑を残し失踪した父親・森田林一則(もりたばやし・かずのり)に南誉士広と豪華キャストが集結。キャスト陣からはコメントが到着している。
♦キャスト・スタッフ コメント(全文)
<安田章大 コメント>
いろいろな安全面を考慮してあまり挑戦的なことがしづらいご時世になってきた令和でございますが、日本語でいう前衛、アバンギャルドな舞台になっています(笑)。すごくドキドキするものをよりエンタメ化させ届けられるのが、古田新太×青木豪ですので、想像を超える作品になると思います。
アブノーマルを超えて、アブアブノーマルみたいなキャラクターの集合体がこの『ポルノスター』という作品だと思いますので、腕が鳴る役者さんたちを目の前で見れることが楽しみです。そして前回共演させていただいたあの方と姉弟役をやれることが幸せです。
軽快な音楽が言葉をオブラートに包んで(笑)、毒々しさや痛快さ、日ごろの鬱憤(うっぷん)を晴らしてくれる、そんな舞台に仕上がると今から確信しています。ぜひ劇場に来て、笑うなり、目をつむるなり、隣の人と気まずくなるなり、劇場にしかない空間と匂いを味わいに来て下さったら幸いです。
<古田新太 コメント>
この作品は変態・青木豪と「感じ悪いミュージカルをやりたいね」という話から、「じゃーパルコさんに迷惑かけようか」という流れで企画が成り立ちました。豪ちゃんは他のところではかなり遠慮していい話を書いていますが、基本的には変態なので、オイラと組むときはその部分を遺憾なく発揮していただきたいと思っています。
ヤスは「豪さんと古田さんが組むんだったらぜひ参加したい」と内容も聞かずに言ってくれましたから、よっぽど『マニアック』が楽しかったんでしょう。なるべくならば、SUPER EIGHT のファンの女の子たちがお母さんと観に来て、下を向くような作品にしたいと思います。基本的には楽しいお芝居にするつもりです。
皆んなでゲラゲラ笑って、音楽にのって歌ったり踊ったりしながら、最終的には「感じ悪いなー」と言って帰ってほしいですね。イヤな感じにはする予定です!ぜひ皆んなで劇場でふざけましょう。










