舞台『シッダールタ』が東京で開幕!主演・草彅剛「あとは楽しむだけです!」舞台レポート&場面写真が解禁

2025.11.18 12:30
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♦初日開幕!メインキャストからコメントが到着!

初日を迎えるにあたり、メインキャストからのコメントが到着。主演・草彅剛は「未知なる世界の扉が今まさに僕の心で開こうとしています。皆様が劇場に来てくれた瞬間にコンプリートされると思います。この何にも変えられない感覚だけど、もともと私たちが持っていて知っている感覚。是非皆さんと一緒に深く感じ合いましょう。あとは楽しむだけです!」と力強くコメント。

舞台『シッダールタ』場面写真

杉野遥亮は「遂に初日を迎えるのだな。と、感慨深い気持ちです。ほんとうに素敵な芸術になっていると思うので、期待してほしいですし、僕自身も期待しています。」と語り、瀧内公美は「自我の旅”という壮大なテーマを掲げたこの作品が手元に届いたとき、未知の旅路を歩み始めようとしていた私にとって、希望の光のように感じたことを覚えています。白井さんにとって、創作の原点となるこの作品に携わり、共に重ねてきた創作の時間は、何にも代えがたい経験でした。」とこれまでを振り返った。

また、今回新たに5人のキャストコメントが解禁。デーミアン役の鈴木仁は「濃密で贅沢な稽古期間を経て、いよいよ初日を迎えます。舞台に立つという久しぶりの感覚。どのように声が響いているのかなど、舞台特有の不安もありますが、自分を落ち着かせて、迎えたいです。世田谷パブリックシアターに立つのは初めましてですが、この素晴らしい劇場でどのような雰囲気になるのか、非常に楽しみです。」」と舞台への意気込みを語り、続けて「デーミアンは一人生きる時代が違うのですが、パワーは持ちつつ毛色の違う熱量を出していけたらと思います。シッダールタ、男の道筋をしっかりと作り、見届け、この物語を深く、そして広い世界と結びつける役割を観てくださる方に受け取ってもらえるよう挑みます。役一人一人の登場する意味を感じながら、シッダールタの導く先を一緒に見届けてもらえたらと思います。」と自身の役柄について語った。

舞台『シッダールタ』場面写真

中沢元紀は「本番初日が近づき、いよいよ始まるのか、始まってしまうのかと楽しみと緊張が入り混じっています。初めて立つ舞台。お客様が入った劇場の景色や熱気、呼吸全てを全身で感じお芝居で応えたい気持ちです。シッダールタが古代インドの世界を旅し、悟りの境地に到達するまでの中で現代にも通ずるものがあるとおもいます。皆様もシッダールタと共に旅をしながら、何か感じるものがあればうれしいです。シッダールタの世界にぜひ没入してください。」と初めての舞台へ期待を述べた。

舞台『シッダールタ』場面写真

松澤一之は「世界が不安定な今こそ観て欲しい舞台です。劇場でお待ちしております。」とコメントし、有川マコトは「『シッダールタ』というお芝居は『出会いの物語』だと思っています。人と人との出会い、そして別れ。私達の日々はその繰り返しです。このカンパニーとの出会いに感謝し、このカンパニーでお客様と出会えることを、何より幸せに思います。」とコメント。

ヴァスデーヴァ役のノゾエ征爾は「これだけグルグルと幾重にもトライを重ねたのだから、厚み、深みはもうかなりのものかと思いきや、劇場のセットに入って、いやまだまだ無限でした。ここにいられることの幸せを噛み締めつつも、ああ、客席から観たかった・・!是非でございます。」と舞台への期待を語った。

舞台『シッダールタ』場面写真

♦ストーリー

ひとりの男(草彅剛)が、世界の混沌の中で自身を見失い佇(たたず)んでいる。友人のデーミアン(鈴木仁)は行動を促すが、彼は歩き出す道を見出せない。同僚のエヴァ(瀧内公美)の支えを受けながら思索の森に足を踏み入れ、やがて彼はシッダールタとなる。

古代インドに生まれたシッダールタ(草彅剛)は、最高位のバラモン階級の子として生きている。その生活に疑問を抱き、より深い叡智を求めて、家を飛び出す。シッダールタについてきたのは、彼に魅了されている青年ゴーヴィンダ(杉野遥亮)ただひとりだった。

しかしシッダールタは、修行の意味に疑問を抱き、修行の道を突き進むゴーヴィンダとも袂を分かち、俗世に下野する。やがてシッダールタは、美貌と知性と教養で確固たる地位を築いた高級娼婦・カマラー(瀧内公美)と出会い、性愛による快楽を体験する。

さらには商売で富を得ることで、所有欲を満たす経験を覚えるが、それでも本質が満たされることはなく苦悩する。やがて彼は川で渡し守のヴァスデーヴァ(ノゾエ征爾)と出会い、彼の世界観に導かれていく。川の流れの中、シッダールタは別れたカマラー、自らの息子(中沢元紀)、かつて袂(たもと)を分かったゴーヴィンダらと再会を果たし、自らにさらに深く問いかける。

出会いと別れを繰り返し、この世界に絶望し、人生に迷っていたシッダールタが、悟りの境地にたどり着いた時に見えた景色とは―。その音とは―。

舞台『シッダールタ』
【東京公演】2025年11月15日(土)~12月27日(土) @世田谷パブリックシアター
【兵庫公演】2026年1月10日(土)~1月18日(日) @兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

【公式HP】

撮影者名:細野晋司

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