稲垣啓太・新井貴子夫妻、ファッションで初共演!結婚を意識した理由とは?「妻が考え方を変えてくれた」【特別インタビュー公開】
■未公開インタビュー
──撮影に向けて、おふたりで相談や打ち合わせはされましたか?
新井貴子:打ち合わせは特にしていないです。半年前くらいにお知らせいただいたのですが、この撮影がファッションの撮影としてふたりでは初めてということに気が付いて、この半年間ずっと楽しみでした。
──ジュエリーに対する特別な思いやエピソード、ジュエリーを選ぶ際のポイントがあれば教えてください。
稲垣啓太:僕はいわゆるルーティンというものをあまり決めないようにしています。なぜかというと、それがないと試合に臨めない、それがないと不安になってしまう、準備ができないとなると、それはちょっと違うかなと。そういった意味では、ジュエリーは僕にとって毎日つけるものなので、それが唯一のルーティンなのかもしれないです。だからジュエリーを選ぶ際も、毎日つけていたいもの、という観点で選んでいます。

──新井さんはいかがでしょうか。
新井:それまでは「これがないといけない」みたいな感覚になったことはなかったんですけど、結婚指輪をつけるようになってから、たまたま忘れた時とかに違和感を持つようになりました。ジュエリーってつけているうちにこうやって特別な意味を持っていって、自分の中での感覚が変わっていくんだということを、改めて知ることができましたね。
──新井さんは稲垣さんからもらった言葉で、忘れられない言葉やエピソードはありますか?
新井:言葉ももちろんそうなんですけど、行動で見せてくれるんです。夫の姿を見ているだけで、「自分はもっとこうしていいんだ」と思わせてくれます。近い存在の人には甘えてしまったり、なまけてしまったりというのは日常的に当然あることだと思うんですけど、夫の場合は一番近くにいる私から見ても、自分がやると決めたことを必ずやって、自分を律して行動するという、出会ったころからその姿を見せてもらっています。私もこれまで一人で海外で闘ってきて、心が折れそうになったこともありましたが、夫を見ていると「もっと自分を信じてやっていいんだ」という、改めて強い気持ちをもらえます。
稲垣:…ありがとうございます(笑)

──今回「ホリデーシーズン」「クリスマス」というイメージで撮影させていただきました。
今年のホリデーはどのように過ごされる予定でしょうか。
新井:12 月に、ちょうど(ラグビーの)シーズンが始まるんですよ。
稲垣:なのでホリデーは、ないですとまでは言わないのですが…なくはないね。
新井:そうだね。私たち、記念日とかお誕生日とか、特別な日に必ず行くお店があって、毎年新しい場所にチャレンジするというよりも、毎年同じレストランに行きます。お気に入りのレストランに、ふたりのタイミングが合うときに行く時間を作っています。本当に毎年同じなので、去年もその服着てなかった?みたいな会話になったり(笑)。
稲垣:毎年、毎回、同じ場所だからこそ特別なのかもしれないですね。
──2025 年も残りあと少しです。今年、どんな一年だったかを漢字一文字で教えてください。
稲垣:僕は「絆」、妻は「縁」。意味としても形としても、共通している部分があるなと思います。
新井:今年は特に、人と人の繋がりを感じさせていただく機会がたくさんあったんです。もちろん夫婦の繋がりも縁だと思いますし、やっぱりひとりでは生きられないなと。これからますます、一人の人間として自立してやっていく、生きていかないとならなくなったときに、今まで自分がたくさん助けてもらったことを改めて実感しました。周りの皆さんに、今度は自分がちゃんと恩返ししていけるような活動や、そういった過ごし方をしていきたいなと、夫とも話していたので、自分にとって、今年一番にパッと思い浮かんだのは、この「縁」という字でした。

稲垣:当然、妻とは一緒に過ごしているので、たくさんの人と、僕も一緒にお世話になっていますが、この一年は特にそういった人たちとすごく深く繋がっている感じがしたんですね。一度お会いしただけではなく、何度も会って会話を重ねるような仲になるなど、色んな人との絆を深めることができた一年だったなと実感しています。妻も先ほど言いましたが、たくさんの人に、助けていただいた。そういった恩を僕は絶対に忘れないので、自分なりに何かしっかり返せるようにしていきたい。助けてもらった分今度は、機会があれば自分が何か力になりたいなと常に思っています。

──2026 年はどんな年にしたいですか?
新井:目の前のことをしっかりやりきって、一歩ずつ進んでいった先に何かまた見えてくるものがあると思っています。私、目の前の、近い、頑張ればちゃんと達成できる目標はいつもたくさん持っているんですけど、あまり遠くの目標を立てないんです。2025 年はあと3~4 か月あるので(撮影は9 月初旬)、目の前のことをしっかりやって、来年に繋げたいと思っています。
稲垣:僕も少し似ているのですが、今をしっかりやって結果が出た先に新しい道が開けてくると思うので、あまり長い先のことは考えないようにしています。トレーニングでも試合でも、自分に課されている目の前の課題をしっかりとクリアしていくことが最優先事項だと思っているので、12 月はホリデーシーズンに入ると同時にラグビーのシーズンも開幕するので、そこに向けて、重ねた課題をクリアしていく。そして最高な状態でシーズンに入っていく。まずはそこをしっかりとクリアにしていきたいですね。

【稲垣 啓太Profile】
1990 年6 月2 日、新潟県生まれ(34 歳)
ラグビー選手。埼玉パナソニックワイルドナイツ所属。愛称は「ガッキー」。
スクラム最前列で戦うタフなポジションながら、タックル数が多く、ボールを持っても確実に前
進。抜群のフィールドプレーで存在感を放つ。
2014 年に日本代表初キャップを獲得後、2015 年、2019 年、2023 年と3 大会連続
の日本代表選出。2019 年には日本で開催されたラグビーワールドカップで史上初のベスト
8 進出に貢献し、“笑わない男”として一躍、脚光を浴びた。
普段は無口ながら、「オシャレ番長」と呼ばれファッションリーダーとしても知られている。
【新井 貴子Profile】
2013 年シンガポールでモデルを始める。2017 年9 月にCALVIN KLEIN のショーへ出演
後、PRADA、BALMAIN、GIVENCHEY 等トップメゾンのショーを総なめ。BALMAIN、
COACH、ZARA、KENZO のワールドキャンペーンに抜擢され、世界のニューカマーモデル
15 人に日本人で唯一選出される。2018 年には毎日放送の“情熱大陸”に出演し、世界
中のショーを廻るKIKO を追いかける姿が放映された。斎藤工監督によるFerragamo の
ムービーやパリのルーブル美術館に出展し賞を受賞された写真作品に出演。NY を拠点と
し、数少ない世界で活躍する日本人モデルとして国内外で注目されている。CHANEL の広
告出演後、2023 年よりCHANEL のビューティーアンバサダーを務めている。
<「アイスキューブ」公式ホームページ>
<「アルパイン イーグル」公式ホームページ>






