空港税関職員役の木村昴が見抜いた外国人営業マンの不正薬物密輸…手口を暴くきっかけとなった「512分の1の確率」の違和感とは
2025.10.24 10:15
木村が目をつけたのは、先ほど確認した大量のカプセル薬。「この薬は本当に風邪に効くんですか?」と口にすると、男性の許可を得てバラバラになったカプセル薬のシートをテープで貼り合わせていく。そして10錠分を貼り合わせたところで「おかしいですね」と口にすると「もしこれが本物なら…512分の1の確率ですよ」と続けた。
突然の言葉に、男性が「どういうことだ?」と困惑すると、木村は「カプセル薬は一般的に機械でパッキングしています。そのためカプセルの向きはランダムになるんです。でもこれは向きが揃(そろ)っていますよね」と説明し、2色のカプセル薬がどれも同じ向きにパッキングされていることへの違和感を語った。
そして、カプセルの中に入っていた粉末を検査すると、その正体はなんとコカインだということが判明。実はこの男女2人組は、カプセルにコカインを隠匿し、国内に持ち込もうとしていたのだった。

カプセルの方向が同じであることに違和感を抱いた木村は、さらに「他にも医薬品には必ず入っているはずの説明書が入っていなかったんです。おそらくあの男、薬を運ぶために仮病を使ったんでしょう」とも説明。圧倒的な観察眼と推理力に、田中が「さすがの知識量、足元にも及ばない…」と声を漏らすと、高田も「さすがオクトパス!」と驚いていた。
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写真提供:(C)日テレ
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