杉咲花 「押しつぶされそうになってます」成功の裏ですり減った心…ハワイで気づいた“休む”ことの意味

2025.10.19 10:00
  • Twitter
  • Facebook
  • Line
杉咲花の写真

俳優の杉咲花(28)が10月18日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演した。今回はハワイを訪問。日本では得られなかった気づきを語った。

ハワイに到着すると杉咲は、「6、7年ぶりですね」と話す。インドア派で、旅行にはほとんど行かないという杉咲が唯一プライベートで来たことのある海外とのこと。「食べるために生きてます」という杉咲は、アサイーボウルやガーリックシュリンプ、ポキ丼など、ハワイの美食を堪能した。

リラックスした様子で旅を楽しむ杉咲だったが、初めてハワイに訪れた目的も一度自分のスイッチをオフにするためだった。「家にいるとなんだかんだ仕事のことを考えちゃって、“休もう”って決めても頭のどこかで思考が続いてる」と、東京では常に仕事について考えてしまっていたと話す。

仕事のことが頭から離れないのは、真面目で勤勉、完璧主義な杉咲の性格ゆえだった。「準備期間が1番時間をかけて根詰める」という杉咲は、演じる役柄に入り込むためなら、努力を惜しまない。「医療ものをやる時だったら縫合の練習とか…」と、完璧を求めるという。

MCの今田耕司は、10月24日公開の杉咲主演の映画『ミーツ・ザ・ワールド』の松井大悟監督と共演者の筒井真理子と話した時のことを思い出すと、「“杉咲花ちゃんってすごいですか”って聞いたら、お2人が“うそのお芝居を絶対にしない”と言っていました」と話す。そうした評価は杉咲の演技に対する真摯(しんし)な姿勢があるからだった。

しかし、そんな真面目な性格が裏目に出たのか、杉咲は大役を任せられるようになるほど、プレッシャーを感じるようになったという。「求められたことにちゃんと応えられるだろうかっていうプレッシャーだったり、自分自身の心が本当に本番で動くのか、動かせられるのかみたいなこととか。押しつぶされそうになってます」と語る。

さらに、「特に主役とかやらせてもらえるようになってから、“ちゃんとしてないと”とか、考えるようになってきたのかもしれない」と言い、最近は心が休まる時間というのはほとんどなかった。

杉咲花の写真

そんな彼女が、ハワイでは頭を空っぽにすることができた。「ほんとにこの景色だけでいいっていうか、他になにもいらないなって思ったんですよね」と言ってワイキキビーチから夕日を眺める。そして、「ただただキレイなものを見て、キレイだなって思う時間とかを、自分で大事にできるようにならないとなって考えていた時期で。だからこのタイミングでハワイに来れたことは、すごいうれしいです」と、ほほ笑んだ。仕事をするために休む。休むために働く。身も心もリフレッシュして、また新たな役を演じるためにスタートを切る。

【TVer】最新話を無料配信中!
【Hulu】最新~過去話配信中!

写真提供:(C)日テレ

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル