唯一の希望に裏切られ…2人の逃亡劇にまさかの展開「ぐっと話が動き出した感」桜田ひより＆佐野勇斗主演『ESCAPE』第2話

27年前、斎藤の娘は難病に侵されていた。当時研究者だった斎藤は新薬の開発を急いでいたが、娘が1年後に他界。娘を救うはずだった新薬は、八神製薬の利益のために海外での承認が優先され、国内での薬事承認が数年遅れてしまった…。その後、なぜか慶志は異例の出世を果たした。新薬の承認に慶志が何か関わっていたのか？慶志は八神製薬の闇を何か隠しているようで…。

その頃、結以と大介は晶の家を訪れ、息子の星（阿部来叶）と出会っていた。結以は、晶に慶志から逃げてきたことを正直に打ち明けるのだった。

話を聞いた晶はここで一緒に暮らすことを結以に提案する。すると晶に誰からか連絡が入り、突然そそくさと出かけてしまう…。大介は星が数日風呂に入ってない様子などから、晶の育児放棄を疑っていた。結以も、星が検診などを受けていないことを知ってしまうが、彼女のことを信じたく複雑な思いにかられて…。

翌朝、結以は晶の家に残り、大介と別れることになった。「頑張れよ、第2の人生」―。2人は握手を交わして別れる。

晶の元に戻った結衣だったが、あきらかに晶の様子がおかしい。「もしかしてパパに連絡した？」そう聞く結衣に心の内をぶちまける晶。夫とは子どものことが原因で別れたのだという。お金を持って逃げたせいで生活は困窮。今は好きな人ができて新しく生活するためにお金が必要なのだという。

「今度こそやり直したいの」と言う晶。そこに結以を追うパトカーがやって来る。「結以ちゃんにはわかんないよ。人を好きになることも、お金が…どれだけ大事かも」―。