長女が抱える生きづらさ、理不尽さについて語る…3姉妹の長女・エルフ荒川「お母さんが悲しむと思って言えなかった…」

続けて、2人姉妹で3歳下の妹がいるという千秋は、「親戚の中でも一番下だったので、“ちーちゃんちーちゃん”ってかわいがられてたのに、妹が来た途端にみんなが、親戚がワーって妹の方に行った時に、“何この人？”って思って」と、妹に対して不信感を持ったといい、「“ちーちゃんお姉ちゃんなって良かったね”って言うんだけど、“全然良くない”って思って」と素直に喜べない、複雑な心境を吐露。

さらに、「私はあんまりミルク飲まなくて、大きくならないんだけど。妹の方は哺乳瓶たっぷりのミルクを全部飲んだの」と振り返った千秋が、「で、みんなが“スゴ〜い！”って言って。私も一瞬、“うわスゴい”と思ったら、その直後にコホコホってやって、それ（ミルク）全部出したんですよ。そしたらみんなが一瞬、“うわっ”てなるじゃん。そしたら“ざまぁみろ”って思ったの。私の地位を脅かされた最初の記憶です」と幼少期の試練を明かし、MCの上田晋也は「よくそんなの覚えてるな」と驚きの声を上げた。

そして、2歳違いの弟が1人いるという雛形あきこが、「やっぱり“お姉ちゃんだから”ってのは、結構言われ続けてきたなとは思ってて」と切り出し、「両親が決めたピアノを姉弟で習い始めたんですよ。で、いつの間にか弟が“やめたい”って言ってやめてたんですよ。私も“やめたいかも”って言ったら、“お姉ちゃんはやりなさい”って。“どうして？”と思って」と、理不尽な出来事を回顧。

すると、姉妹で4歳からピアノを習い始めたという千秋も、「私だけ中学3年生まで続けてて、妹は途中でやめてました。無責任にやめられて、自分の意思で。でも、私は“やめちゃいけない”と思って、ずっとやってるんですよね」と共感。そこで上田が、「それによって、忍耐力が培われたりとかしたんじゃない？我慢する心とか」と考えを口にすると、千秋は「でもそれによって結果これですよ。こんなんですよ」と返し、笑いを誘った。