映画『果てしなきスカーレット』細田守監督過去6作品の“名シーン”で紡がれた最新予告映像と幻想的なIMAXポスタービジュアルが解禁

細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』が11 月 21 日(金)に日本で公開される。また、12月のアメリカでの先行公開などを皮切りに、世界で順次公開される予定となっている。この度、最新予告映像とIMAXポスタービジュアルが解禁された。
本作は第82回ヴェネチア国際映画祭の【アウト・オブ・コンペティション部門】、第50回トロント国際映画祭 【スペシャル・プレゼンテーション部門】、第63回ニューヨーク映画祭【スポットライト部門】へと選出された。
ヴェネチア国際映画祭での公式上映では10分を超えるスタンディングオベーションが巻き起こり、観客からは「平和を大事にし、争いや復讐を止め、人と人との繋がりを大事にしようという、そのメッセージ性が素敵でした」「アニメーションの表現も、前作と比べてすごく進化していて、手描きとは違う、より立体感のある表現がとても綺麗でした」などコメントが寄せられ、大反響を呼んだ。

◆歴代の細田作品の名シーン・名セリフで紡がれた最新予告映像が解禁!
今回解禁になった最新予告映像は、細田監督の過去6作品から“自ら運命を切り開く名シーン”で紡がれた、胸打つ映像となっている。 さらに最新映像には、細田監督作品史上最も激しいアクションシーンが満載だ。次々と襲い掛かってくるスカーレット(芦田愛菜)の復讐の相手、クローディアス(役所広司)の家臣らに対し、馬上で剣を振るう騎馬戦や、生身で剣や拳を交えるシーン、髪を掴まれながらも強い眼差しでクローディアスを睨みつけるシーンなど、“強いスカーレット”が色濃く映し出される。
一転、スカーレットの命を狙ってきたクローディアスの家臣の一人、ヴォルティマンド(吉田鋼太郎)から告げられる衝撃の真実。「知りたくないか、あの時(アムレット王処刑の時)俺は王のつぶやきを聴いた…!」この言葉が、スカーレットの“復讐”という揺るぎない信念に波紋を広げる。
「父の託した願い」の存在を知った彼女の心は大きく揺れ動き、聖(岡田将生)の「君がもし今みたいじゃなく、もっと違う風に過ごしていたらどんなだろう?」という問いかけから、スカーレットは自身の可能性について考えるようになる。「父さんの敵をとるためだけに生きてきた。だけど…」と彼女が辿り着く運命の先には何が待ち受けているのか。
◆幻想的なIMAX®ポスタービジュアルが解禁

本作の公開日11月21日(金)よりIMAX®でも同時公開することが決定したさらに、ティザービジュアルでも着用している、たくさんの花があしらわれた真っ白いドレスを身に纏ったスカーレットが、儚げな眼差しで何かを見つめ、下に落ちていくような水中へ潜っていくような幻想的なIMAXポスタービジュアルも解禁された。
◆第63回ニューヨーク映画祭【スポットライト部門】公式上映
第63回ニューヨーク映画祭【スポットライト部門】に選出されたことを受け、細田守監督は現地時間10月7日(火)18:00からリンカーンセンターのAlice Tully Hallにて行われた映画祭の公式上映に参加した。本編の上映が終了すると、客席から大きな拍手が巻き起こり、監督が会場2階のバルコニー席からサプライズで登場。
観客から監督にむけて大きな歓声が上がり、監督は胸に手をあてお辞儀をし、感謝の気持ちを伝えた。その後、約20分間に渡る質疑応答【Q&A】の時間が設けられ、会場に集まったファンは真剣に監督の話に耳を傾け、MCからの質問に1問1問丁寧に答えた監督に対し、観客からは再度大きな拍手が送られ、会場は温かい空気で包まれた。
『果てしなきスカーレット』
11月21日(金)公開