【声優インタビュー】小野賢章&岡本信彦、憧れのキャンパスライフを妄想！“黒髪乙女”を射止めたい？〜TVアニメ『破産富豪 The Richest Man in GAME』〜

10月1日（水）よりいよいよ放送開始となるTVアニメ『破産富豪 The Richest Man in GAME』。お金を稼ぐためにあえて“破産”を目指すという型破りなストーリーに加え、豪華声優陣が主要キャストを務めることでも話題の本作。entaxではこの度、主人公ペイ・チェンを演じる小野賢章と、その親友マー・ヤン役の岡本信彦に独自インタビュー。物語が展開するきっかけとなる“タイムリープ”にちなみ、やり直したいことや挑戦したいこと、果ては“学生時代のバレンタイン事情”“憧れのキャンパスライフ”などについて聞いた。
※“過去イチ”でセリフが詰め込まれているというアフレコの舞台裏などを聞いた記事も近日配信予定！

中国配信サイトbilibiliにて総再生数1億回超えの大ヒットを記録した人気アニメの日本語吹き替え版（原作：青衫取醉）である本作。物語は、冴えない社畜サラリーマンのペイ・チェンが深夜まで残業を強いられていたある日、突如として学生時代へとタイムリープしてしまうところから展開。第二の人生の成功のカギは、起業して“赤字”を出すこと…？ゲーム事業へと手を出したチェンは、とにかく“コケる”作品を作ろうとするのだが…。

そんな本作には、小野、岡本以外にも、⾼野⿇⾥佳（『ウマ娘プリティーダービー』サイレンススズカ役など）、⼩林千晃（『葬送のフリーレン』シュタルク役など）、仲村宗悟（『THE FIRST SLAM DUNK』宮城リョータ役など）、福山潤（『コードギアス反逆のルルーシュ』ルルーシュ役など）といった豪華キャスト陣が名を連ねている。

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｜もしも学生時代に戻れたら？小野「“黒髪乙女”を射止めたい（笑）」

──作中冒頭のチェンのように、もし学生時代にタイムリープしたらやりたいことはありますか？

小野　僕は大学に行ってないので、大学生をやりたかったなっていうのが一番ありますかね！あと、京都好きなんですよ。なので、学生時代を京都で過ごしたかったなと思います。

岡本　僕は小中高どれも楽しかったので、タイムリープできるなら小学生からもう1回やり直したいですね！小学校では全力でもう1回「鬼ごっこ」やりたいし、「バドミントン部」だった中学校時代はあの青春期間──部活とゲームだけの日々みたいな感じがいいんですよね。あれはあれで、今じゃ考えられないことしてたなと思います。バイトで少しお金が入るようになった高校時代とかも、友達との遠出とかも含めてやれて良かったなって。

岡本　ただ、英語は覚えておきたかったんですよね。これは中学生からずっとなんですが、もっとちゃんと英語の勉強をすべきだったなと、もしそのタイミングがあるならホームステイとかも行くべきだったなと思ってます。今でも英語が喋れないのが少し悔やまれるというか、海外イベントとかに行っても喋れないっていう…。もっと現地の人とコミュニケーション取りたかったなって、めちゃめちゃ思いますね！

小野　（隣で頷く）

──もし英語を喋れたら、どんなことがしたい？

岡本　もうゴリゴリに海外行って、喋りかけていると思いますね！（笑）

小野　「英語」のことで言うと、僕も英語を習っておけば良かったなと思うエピソードがいっぱいあって──例えば『ハリー・ポッター』マルフォイ役のトム・フェルトンさんと会った時に、彼は日本が大好きで「ようやく会えたな」って話しかけてくれたんですけど、僕は全然英語が喋れなくて、ちょっとした間があった後「またな、ポッター」って言って、どこか行っちゃったんです。英語が喋れたらもっと会話できたのに…って、すごく後悔したんですよね。妹はペラペラなんですよ（笑）

岡本　えっ、羨ましい！

小野　海外行ってもタクシーの運転手とちゃんと交渉できるぐらいすごいペラペラで！そうやって妹が海外とかしょっちゅう行ったりして楽しそうにしているのを見ると、僕も英語ができたら、行動の幅とか価値観とか、色々視野が広がるだろうなって思いますね。

──ちなみに、憧れのキャンパスライフは？

小野　いやぁ僕は『オレンジデイズ』（2004年/TBS系）とか…（笑）あとは森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』（角川文庫）の小説がもともとすっごく好きなんですよね。妄想ばっかりしている大学生が1個下の後輩の女の子のことが好きで、でも接点がなさすぎて、どういう風に接点を作っていくかみたいな話なんですけど、「そのために全てをかける！」みたいな。そういう大学時代を送れたらめっちゃ楽しかっただろうなと思います。“黒髪の乙女”を射止めるための（笑）

岡本　ちなみに僕、大学通っていたんですけど、“なかった”ですね…（笑）ただまぁ『オレンジデイズ』みたいなのはなかったですけど、夜中にみんなで心霊スポット行くみたいな、そういうのはあった気がしますね。あれも正直楽しかったなぁ。

小野　それも、（大学に行ってない）僕的観点からいくと「吊り橋効果」狙い…（笑）

岡本　あ、そういう意味になるんだね（笑）

＞＞“過去イチ”でセリフが詰め込まれているというアフレコの舞台裏などを聞いた記事も近日配信予定！

《小野賢章》
1989年10月5日生まれ。福岡県出身。趣味はギター、ゲーム。特技は体操、バスケットボール、大阪弁。株式会社アニモプロデュース所属。
『黄泉のツガイ』ユル、『機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ』ハサウェイ・ノア、『アイドリッシュセブン』七瀬陸、『SPY×FAMILY』ユーリ・ブライア、『Dr.STONE』西園寺羽京、『ジョジョの奇妙な冒険黄金の風』ジョルノ・ジョバァーナ、『黒子のバスケ』黒子テツヤなど、数多くの話題作で主要キャストを担当。

《岡本信彦》
1986年10月24日生まれ。東京都出身。趣味はマジック、映画鑑賞。特技は腕と指が柔らかい。将棋3段。株式会社ラクーンドッグ所属。
『青の祓魔師』奥村燐、『僕のヒーローアカデミア』爆豪勝己、『ハイキュー!!』西谷夕、『鬼滅の刃』不死川玄弥、『葬送のフリーレン』ヒンメル、『WIND BREAKER』梶蓮、『バクマン。』新妻エイジ、『龍が如く』シリーズ趙天佑など、数多くの話題作で主要キャストを担当。