長嶋一茂が元野犬2匹とお散歩で交流！人間を恐れる心を解きほぐした方法はドッグトレーナーも使うという“知らんぷり作戦”

続いて対面した推定1歳のミックス犬・もんすけは、熊本で殺処分が決定していたという元野犬。先ほどのサンちゃん以上に人間を警戒し、保護されて半年が経った今でもリードを嫌がるのだという。

それでもリードをつけ、散歩にでかけた一茂だったが、もんすけはその場でじっとしてしまい、散歩を拒否。すると一茂は、もんすけが今以上にリードを嫌いにならないよう、もんすけのペースに合わせつつ、もんすけと目線を合わせるようにしゃがみながら話しかける作戦に。その後もんすけは、一茂について歩き始めた。

続いて一茂は、もんすけが散歩に集中できるよう、“知らんぷり作戦”を実行。あえてもんすけに語りかけず、またスタッフからの呼びかけにも一切答えないという、静かな散歩で、慣れない環境に落ち着かないもんすけに寄り添った。

なおドッグトレーナーによれば、こうした知らんぷり作戦は、ドッグトレーナーもよく使う有効手段の一つなのだという。

知らんぷり作戦の結果、もんすけは次第に一茂に興味を示し、その表情などを伺うように。さらには一茂の「ゆっくり行こう」という呼びかけに答え、歩みのペースを一茂に合わせるという成長まで見せた。

およそ40分の散歩を楽しんだもんすけに、一茂も「散歩できてよかった」と達成感を抱いた様子だった。

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