大ヒット映画『国宝』ついに観客動員数1000万人、興行収入142億円を突破!タイ・バンコク国際映画祭クロージング作品に決定

2025.9.16 18:30
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映画『国宝』ポスタービジュアル

吉沢亮と横浜流星共演の映画『国宝』が、6月6日(金)より大ヒット上映中だ。原作は吉田修一の最高傑作との呼び声高い『国宝』。本作の歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎の元で、吉田修一自身が3年の間歌舞伎の黒衣を纏(まと)い、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた渾身の作品を映画化。歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄(吉沢亮)の50年を描いた壮大な一代記となっている。

映画『国宝』は公開94日間でついに観客動員数946万人、興行収入は133億円を記録。邦画実写としては22年ぶりの100億円を突破し、歴代の興行収入ランキング(※興行通信社調べ)では、邦画実写において、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円)、に次ぐ第2位の成績を記録した。さらには第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞日本代表に決定した。

5月にはカンヌ国際映画祭「監督週間」部門、6月には上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門 カンヌ エクスプレスに出品し、先週9月11日には米アカデミー賞の前哨戦ともいわれる第50回トロント国際映画祭Special Presentation 部門に出品し、公式上映を行った。

また、先日、配給した数多くの作品がアカデミー賞にノミネートされてきた映画配給会社「GKIDS」によって、2026年に北米公開が決定したことが発表され、『国宝』が続々と世界中を熱狂に包み込んでいる。

そして日本では、昨日9月15日(月・祝)までの公開102日間で、ついに観客動員数1000万人、興行収入は142億円を突破した。

◆バンコク国際映画祭クロージング作品に決定

そしてこの度、今月末から行われるタイ・バンコク国際映画祭クロージング作品に決定した。バンコク国際映画祭は、2003年~2009年に開催されていたものの、その後中断されており、この度タイ政府文化の運営で15年ぶりに開催されることとなっている。映画祭は、今月9月27日~10月15日まで行われ、『国宝』はそのクロージング作品として上映し、李相日監督が渡航する予定だ。

日本特有の“歌舞伎”という文化をテーマにした映画は、カンヌ国際映画祭に続いてトロント国際映画祭でも熱狂を巻き起こした。今後は、第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞日本代表として世界での公開が待たれる。

◆ストーリー

後に国の宝となる男は、任侠の一門に生まれた。この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、抗争によって父を亡くした後、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介と出会う。 正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人。ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていくのだが、多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせてゆく…。
誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”何のために芸の世界にしがみつき、激動の時代を生きながら、世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?
圧巻のクライマックスが、観る者全ての魂を震わせる ――。

映画『国宝』
大ヒット上映中

©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

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