原菜乃華「会った瞬間から当時に戻ったようで、本当に幸せだった」 劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』上映会レポート

2025.9.9 17:00
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前回の舞台挨拶でも話題となった原と⼩野の“おはスタ”以来の再会について改めて触れる場⾯も。「会った瞬間から当時に戻ったようで、本当に幸せだった」と原が語ると、⼩野も「再び同じステージに⽴てるとは思っていなかった」と感慨深げにコメント。お互いに前回以上に気持ちが⾼まっている様⼦を⾒せていた。

また、⼩野は原の声の演技について「声優でなければ難しいはずの技術的な部分をすでに会得し始めていた。今作では、その⼒が遺憾なく発揮されていたと思う」と振り返った。そして「技術では練り上げられない素直な感情表現を声に乗せられるのが本当に素晴らしい。実写のドラマなどで培った表現が確実に声の演技にも⽣きていて、りせとして⼤きな存在感を放っていた」と⼒強く称賛し、さらに「マイカさんもストレートでやんちゃなアリスを魅⼒的に演じていた」と賛辞を贈った。

トークの終盤には、篠原監督と⼭⽥⾳響監督から原とマイカへ、それぞれのキャラクターをイメージしたカラーモチーフの花束がサプライズで贈られ、最後に1⼈ずつ締めの挨拶を述べた。

篠原監督「『アリス』は原作も有名ですが、ストーリーらしいストーリーがない分、作り⼿が⾃由にさまざまな要素を盛り込める作品。今回は現代⾵にアレンジし、ネットにあふれる情報をどう⾃分のものにしていくかを考えながら描きました。映画の中に答えがあるわけではありませんが、もしかしたらヒントのヒントくらいにはなるかもしれないと思っています。ぜひ楽しんでいただけたらと思います」。

⼭⽥⾳響監督「⼦どもが観ても笑って楽しめ、⼤⼈が観れば懐かしさを覚える作品だと思います。⼦どもの頃に観た映画が、⼤⼈になって⾒直すと全く違った意味を持つことがあるように、この作品も10年後、20年後に就職活動の時期を迎えた時など、違った⾒⽅ができるはず。世代を超えて周りの⼈に勧められる映画だと思います」。

⼩野「嬉しい再会や親しい仲間との共演もあり、⾃分にとって思い出深い作品になった。出演⾃体はピンポイントの登場ですが、この作品に関わり再びこうしてステージに⽴てたことが本当に嬉しい。スタッフが⼼⾎を注いで完成させた作品なので、ぜひ皆さんの⼼に何かを残せる⼀本になれば嬉しいです」。

マイカ「何かしら共感できるキャラクターやシーンがあると思うので、ぜひお気に⼊りを探しながら楽しんでほしい」。

最後に原は「去年の夏のアフレコ期間を思い出しながら楽しく話せて、とても充実した時間でした。私にとって『不思議の国でアリスと』は“お守りのような作品”。同い年のりせと同じように壁にぶつかったとき、前向きな⾔葉や明るい⽅向へ導いてくれるヒントを与えてくれる存在です。温かいスタッフ・キャストの皆さん、監督に⾒守られた時間も含め、とても⼤事な作品になりました。皆さんにとってもお守りのように⼤切な⼀本になれば」と⼒強く語り、観客にメッセージを贈った。

挨拶の後にはフォトセッションが⾏われ、本作にも登場するハンプティダンプティの着ぐるみもサプライズで登場。登壇者の横に並ぶ愛らしい姿に会場からは笑いと歓声が沸き起こり、華やかな雰囲気のままイベントは幕を閉じた。

『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』は大ヒット公開中。

ⓒ「不思議の国でアリスと」製作委員会

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