217枚から厳選!NHK朝ドラ『ばけばけ』小泉セツ&八雲ゆかりの地、島根県・熊本県のご当地ポスターが公開

2025.9.1 17:30
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髙石あかり、トミー・バストウの写真

2025年9月29日(月)から放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。ドラマの舞台、島根県・熊本県のご当地ビジュアルが公開された。

連続テレビ小説『ばけばけ』は小泉セツ、八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻がモデルの物語。明治の松江で、怪談を愛する松野トキ(髙石あかり)とレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)の夫婦の何気ない日常を描く。

今回『ばけばけ』の舞台となる、島根県と熊本県のご当地ポスタービジュアルが完成。主演の髙石あかりとトミー・バストウの二人が小泉セツ&八雲夫妻ゆかりの地で撮影を行っている。写真家の川島小鳥によって撮影され、ポスタービジュアルのデザインはロゴも手がけている西澤和樹が担当している。

髙石あかり、トミー・バストウの写真
島根県版

髙石あかり、トミー・バストウの写真
熊本県版

♦制作統括・橋爪國臣 コメント

「世はうらめしい。けど、すばらしい。」このコピーを、松野トキとレフカダ・ヘブンの日常を切り取った写真で表現してもらいたい。スナップの名手であり、人に優しく寄り添って写真を撮っていただける川島小鳥さんに撮影をお願いしました。

撮影は、松江市内にある小泉セツ・八雲ゆかりの場所で行いました。できるだけ2人の自然な一瞬を捉えるため、どこをどう切り取っても大丈夫なように美術チームが準備をし、撮影現場からメイク衣装チームやマネージャーも含めた全スタッフが見えないところに離れ、小鳥さん、髙石さん、トミーさんの3人だけで撮影を行いました。遠くから聞こえてくるのは、2人の楽しそうな笑い声だけ。見たいけど見られない、ヤキモキしながら3人が帰ってくるのを待っていました。きっと、心から2人の散歩を楽しんだのだと確信しています。

後日、小鳥さんから「厳選しました!」と候補写真が送られてきました。なんと217枚もありましたが、その一枚一枚が私たちの想像をはるかに超える素晴らしいものでした。ここからメインビジュアルなどの5枚を選ぶ作業はとても大変でした。壁に印刷した写真を貼って小鳥さんとかなり長い時間議論をして、この5枚を選びました。

そして、この写真の魅力を最大限に引き出すビジュアルデザインは、ロゴも手がけていただいた西澤和樹さんにお願いしました。シンプルだけど計算しつくされていて、写真が持つ空気感はそのままに、コピーがすっと心に届く。写真一枚の奥に広がる物語や、流れる時間を想像させる、そんな豊かなデザインが完成しました。

♦ものがたり

明治時代の松江。松野トキ(まつの・とき)は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子です。松野家は上級士族の家系ですが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。とても貧しい暮らしをすることになってしまいます。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごします。

極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んできます。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事です。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意します。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのでした。

トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされます。ところが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていきます。しかも、二人とも怪談話が好きだったのです!へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らしが始まります――。

NHK連続テレビ小説『ばけばけ』
2025年9月29日放送開始 (全25週 125回)
[総合] 月~土 午前8時~ ※土曜は一週間の振り返り ほか

【公式HP】
【公式X】

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