長嶋一茂 謝罪、罰金、2軍落ち…スポーツ紙の1面を飾った“何様事件”の真相を明かす
さらに長嶋は「で、記者が全紙いるの知らなくて、そこで俺が、この人(槙原)は笑ってるから、ブチ切れたんですよ。土井さんに対して。“何なんだ、アイツは何様なんだ”ってブチ切れちゃったんです。そしたらそれを全部…」と、怒鳴った一部始終をスポーツ紙の記者たちが見ていたことに、後から気づいたことを説明。スタジオでは「最悪やん」という声と共に笑いが起きた。
「俺はあなたに言ったの」と槙原の肩に手を当てた長嶋。「キャンプも一緒だったし、槙さんは、そういうことを言っても、別に分かってくれるし…って思ったら、全紙いたんです」とその時の焦った心境を告白した。
槙原は「これもう絶対に新聞出るなと思っちゃったわけですよ。でも、もうエキサイト止まんないから」「そしたら新聞記者たちがざわめいてるわけですよ」と、当時を振り返り、「頼むからこのことだけは明日、絶対書くなよ」と記者たちに頼んで帰ったことを告白。しかし、槙原の苦労も報われず、翌日になると「全紙一面でしたね」と、トップ記事のネタになっていたことを明かした。
当時のスポーツ新聞の画像が出ると、そこには『一茂暴言 土井コーチに反発』『バント練習に“くだらねえ” 何様のつもりなんだ いらねえよあんな奴』の文字。スタジオからは「槙さん、ぜんぜん効かないじゃん」とツッコミの声が上がった。
長嶋が「この次の日に、全員の前で謝罪させられまして、罰金払って、そのまま2軍です」「でも何が言いたいかと言うと、この人が全部いけない」と槙原を責めると、槙原は「でもカズはストレス溜(た)まってたから、ガス抜きのつもりでインタビュー形式みたいな感じで…」と弁解。長嶋が「いらねぇよ!何だインタビュー形式って、いらねぇんだよそれが」と槙原に本音をぶつけると、スタジオは爆笑に包まれた。
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