「お互いにこういう報告が照れくさいというか…」SUPER EIGHT横山裕 チャリティーランナー決定をメンバーに報告 意外な反応に驚き

8月30日(土)~31日(日)に放送の日本テレビ『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』。今年のチャリティーマラソンのランナーである、SUPER EIGHT・横山裕がインタビューに応じた。
「2014年にチャリティーランナーだった、 リーダー(城島茂さん)の101kmを超えたい」とも語っていた横山。屋外での長距離練習を経て、変わったことなどを語った。そして、重い病にかかったシングルマザーの母と幼い二人の弟の支えになろうと懸命だった自身の少年時代の経験から、困難を抱える子どもたちの現状を少しでも多くの方に知ってもらうため、そして、支援が必要な子どもたちのために走りたいという思いを語った。
♦横山裕(SUPER EIGHT)インタビュー
――練習のようすや、ランナーに決まってからの周囲の様子を教えてください。
チャリティーランナーに決まる前から、体調管理と体形維持のために週に5回くらいジムに行って8~10km走っていたのですが、練習が始まった当初は『外を走るのってこんなに気持ちがいいんや!』と、ただただ楽しかったんです。
でも、先日のマラソン合宿は、フルマラソンをこえたウルトラマラソン、44kmを走ったのですが、そのコースがめちゃくちゃしんどかった。スタッフさんに『24時間テレビで101km以上を目標にするなら、山場を凝縮したようなコースで、ここさえ乗り切れば大丈夫』と説明を受けていたんですが、坂道ばっかりで、何度か・・・心の折れる音が聞こえましたね。2、3回ポキッて(笑)。
改めて歴代ランナーの皆さんはすごいことをしているんだなと尊敬しましたし、リーダー(城島茂)が走った101km超えという目標、大変だぞと思いました。でも、スタッフさんに『この大変なコース44kmを走りきれたのがすごい』と言ってもらえたし、『リーダーは絶対こえられます』という言葉もいただきました。
ランナー決定を発表してからいろんなところで皆さんから声をかけていただくことが増えて、ありがたいかぎりです。ただ、たくさん『やせましたね』『日焼けしましたね』と言っていただいて、ありがたいんですが、体重は変わっていないですし、僕の日焼けの理由は『ザ!鉄腕!DASH!!』のロケです(笑)。皆さん“マラソンフィルター”をかけて僕を見てくださっているんだなと思います(笑)

――SUPER EIGHTのメンバーの皆さんはどんな反応でしたか?
直接は言っていないんですが、さっきお話しした44kmを走る前に『さすがにこれは言わなあかん』と思ってLINEをしました。あらたまった感じで『このたび、24時間テレビのランナーに決まりました』と。そうしたらわりとすぐにみんなが『がんばってね、ほんま体調だけには気をつけてね』『応援するから』『見てるから』と返信をくれて、『あれ?けっこうみんな返しええな』と驚いて。
SUPER EIGHTのみんなに出会って20年以上・・・村上(信五)なんて30年近い付き合いになります。だからお互いにこういう報告が照れくさいというか、言うタイミングがわからなくって。でも、みんなも僕が走ることについて聞かれることもあるかもしれないし、報告してみようと。結果『こういうのいいもんだな』って思いました(笑)。これからは個人のお仕事報告をちゃんとしていこうかな(笑)
――走っているとき、もしつらくなったら、誰か心に浮かびそうな方はいらっしゃいますか?
今回はやっぱりオカンとか、家族が浮かぶんじゃないかなって思いますよね。あとは・・・ある番組の収録で劇団ひとりさんから『もしつらくなったら俺を思い出してみて』って言われて・・・(笑)、だから、1回思い出そうかなと。1回やってみようかなとは考えています。
――児童養護施設に取材されたとうかがいました。そちらで昨年放送された「24時間テレビ47」の「やす子さんのマラソン児童養護施設募金」でお預かりした寄付金にて贈呈したテレビが使われていたとのことですが。
実際に贈呈されたテレビの前に子どもたちが集まって楽しんでいるのを見たときに、率直に『ああ、俺が走る意味、ある』と思いました。昔、一時期弟がお世話になっていたことがある児童養護施設を訪問させていただいたんです。子どもたちや職員の方の生の声を聞いて、生の状況を見て、いろんなことを知ることができ、やはり支援は必要だと痛感しました。
そして、貧困とされているご家庭がいま、こんなにもあるんだと、恥ずかしながら自分も不勉強で衝撃を受けました。僕が走ることで、支援を必要とする子どもたちがたくさんいることを少しでもわかっていただけたらと、思いをこめて走ります。

『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』
2025年8月30日(土)、8月31日(日)
■今年のテーマ 「あなたのことを教えて」
■会場 両国・国技館
■出演者
【総合司会】
上田晋也・羽鳥慎一・水卜麻美(日本テレビアナウンサー)
【チャリティーパートナー】
King & Prince、志尊淳、長嶋一茂、浜辺美波、氷川きよし、やす子 ※50音順
【チャリティーランナー】
横山裕(SUPER EIGHT)
【スペシャルサポーター】
イモトアヤコ