手越祐也、普段のアイドルフェイスがまるで“アスリート” 人気FPS『VALORANT』国内大会でプロ相手に善戦「逆にワクワクした」

｜“ゲーマー”手越祐也が見せたアスリート顔「逆にワクワクした」

本大会のスペシャルサポーターを務める手越は8月24日（日）、グランドファイナル前に実施された「SHOW MATCH」に登場。「TEAM 手越祐也」のメンバーを率いるリーダーとして、「行くぞ行くぞ行くぞ、テイっ！どうもー！よろしくお願いしまーす！」と元気よく恒例の挨拶を決め、さっそく観客を盛り上げた。

手越本人を含む“最強ストリーマー”で構成された「TEAM 手越祐也」が戦うのは、長年シーンを牽引してきたベテラン、そして“アカデミー”に所属する若き実力者たち5人が揃った「TEAM takej」。プロeスポーツ選手であるtakej（読み：たけじぇい）氏は、手越に『VALORANT』を教えてくれた師匠でもあるが、手越は「普段、僕はデュエリスト（高い爆発力と機動力を持つアタッカー種のエージェント）を使って、結構ゴリゴリいくスタイルでやっているのでビビらずにいきたい」「今日はtakejのコメカミ、ぶち抜いてやりたいと思います！」と師匠超えを堂々と宣言。拍手と歓声で沸く会場に向かって両手を高く上げ、満面の笑み。

チームメイトのmittiii（読み：みっちー）氏も、「祐也と一緒に『VALORANT』ができるということで、夜な夜な練習した」「（手越以外の）４人で、手越祐也を最高のスターに仕立て上げたい」と全力でサポートする姿勢を見せるが、一方のtakej選手は「手越くんだっけ？今日は胸に飛び込んできて欲しいですね。頑張ってください」と余裕の表情。

試合前からバチバチの雰囲気に包まれる中、唯一の女性プレイヤーにしてプロeスポーツチーム『REIGNITE（リイグナイト）』に所属するmaripo（読み：まりぽ）選手は、「テレビで見させていただいている手越さんのお相手ができるのは本当に楽しみ」「GC（女性選手のみで構成された部門やチーム）代表として来ているので頑張ります！」と華を添えた。

『VALORANT』の試合はラウンド制（1ラウンド＝1分40秒）で進行し、13ラウンドを先取したチームが勝利する。攻撃側と防御側に分かれ、互いに相手チームのプレイヤーを全滅させるか、マップ上に示された特定のポイントで「スパイク（爆弾）」の設置・爆発、およびその阻止をめぐって競い合う（攻守は途中交代あり）。

普段から『VALORANT』をプレイする手越は、全プレイヤーの上位10%以内に入る上位ランク「ダイヤモンド」にも到達したことのある“ガチ”ゲーマー。試合開始前にはモニターとの距離、キーボードやマウスの配置などのセッティングを行い、プレイ環境を整えるが、この時点で実況席からは「もう手越さんの表情がね、今アイドルじゃないもんね。アスリート」と称賛を受けていた。

しかし、試合が開始されると、“現役組”のさすがのプレーが光る。「TEAM takej」側がしばらくの間、戦場を制圧。8ラウンド目までを終えて、1対7と圧倒。自チームのエージェントが誰一人欠けることなく「TEAM 手越祐也」を全滅させる場面もあり、リーダーのtakej選手はここまでで10キル（相手エージェントを倒した数）を獲得。手越は仲間へのアシストこそ行えているものの、0キルにとどまっていた。

ここで「TEAM 手越祐也」はタイムアウト。「（互いに）もっとくっつくの意識しようか」など作戦会議を行い、９ラウンド目へ。するとさっそく効果が──。手越が初めて1キルを獲得。会場からも歓声と拍手が巻き起こると、そのまま「TEAM 手越祐也」がラウンド勝利を収めた。手越はその後も再度キルを獲得。本大会はYouTubeでも生配信されていたが、チャット欄には「手越つよい」「手越うんま」の声も。プロたちを相手に善戦を見せた。

結果、試合は17ラウンドで決着。4対13で「TEAM takej」が勝利した。勝敗が決した瞬間、手越は頭を抱えるような仕草を見せたが、どこかやりきったような微笑みをたたえていた。感想を聞かれると元気に一言、「完敗です！」。続けて「正面の撃ち合いで、もう見えた瞬間にはデスしてる（やられている）んですよ。あの感覚って普段は絶対味わえない。逆にワクワクした」と、改めてプロのレベルを称賛。

また、多くの観客に見守られながらの“オフライン”試合については「ほんと貴重な体験でした。ありがとうございました」「見られている高揚感はアドレナリンが出る。気持ちいいっすね、ハマっちゃいそう！」と興奮気味にコメント。「TEAM takej」へのリベンジを誓って「SHOW MATCH」を締めくくった。

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