主演・森七菜 映画『炎上』 ティザービジュアル&特報映像解禁!
2025.7.16 18:00
俳優の森七菜が主演を務める映画『炎上』が2026年春に公開されることが決定し、ティザービジュアルと特報映像が解禁された。
本作は新宿・歌舞伎町を舞台にオリジナル脚本で描かれる⻑編映画。監督を務める⻑久允(ながひさまこと)が映画化するために5年間温めていた企画であり、取材を重ねながら物語を作り上げた。
本作の主演は映画『国宝』、『フロントライン』に出演し、その存在感と演技⼒の⾼さに国内外からの評価が集まっている俳優・森七菜。両親に厳しく育てられ、また⾃⾝の感情を表現することが苦⼿な主⼈公・⼩林樹⾥恵(通称・じゅじゅ)を演じる。
今回公開されたティザービジュアルは主演・森七菜の憂いを帯びたような表情が印象的な1枚。また特報映像では森七菜演じる主⼈公・⼩林樹⾥恵がおぼつかない⾜取りで新宿・歌舞伎町を歩く姿が映し出されており、今後の展開に期待が高まるような映像となっている。
【主演・森七菜 コメント】
歌舞伎町炎上。この物語は彼⼥たちだけのもので、⾃由も地獄も私も、全部誰にも渡さない。
あっちもこっちも地獄だけど、全部きらきらのアスファルトの上にひっくり返してその中から宝⽯を探す時間。 ⾃分⾃⾝がどこにいるのか分からなくなる撮影期間でしたが、彼⼥たちの強さを守るために進んだ⼀ヶ⽉半でした。 ⾒てくれた⽅がこの物語をどんな⾵に捉えることになるのか想像がつきません。 だけど私たちから何も奪えないことを、地獄には知って欲しい。
【監督・⻑久 允 コメント】
・映画『炎上』を制作しようと思ったきっかけについて
新宿歌舞伎町のニュースを⾒て、現場を取材し、彼⼥/彼らの物語を書くべきだと思ったことがきっかけです。 本作を作る中で取材をして出会った、さまざまなバックグラウンドを抱えている彼⼥/彼らとの対話から、その背景と反⽐例するような軽妙さで時を過ごしている姿に、その⽣き⽅に「強さ」を感じるとともに、またその社会的背景にも憤りました。その後、⾯⽩おかしくこの場所を描くコンテンツをいくつも⾒かけ、そこに違和感を感じ、改めて、この作品を作る覚悟を決めました。
・映画を楽しみにしている⽅へメッセージ
シリアスな物語ではあります。でもあの広場のように騒がしく、キラキラとした映画にもなっています。森さんをはじめ俳優陣の演技、カメラ・照明・美術・⾐装・ヘアメイク・⾳楽・サウンド・編集の全てが素晴らしく絡み合っています。どうか映画館で⾒ていただけたら嬉しいです。
映画『炎上』は2026年春公開。