発売から53年『あずきバー』は昔より固くなった?1万5000本超の無料配布イベントに長蛇の列「なかなか⾷べさせてくれない“ツンデレ感”が魅力」

2025.6.30 17:30
尾上松也の写真

合計約15,500本の『あずきバー』を無料配布する「あずきバー祭り2025」が6⽉27⽇(⾦)、28⽇(⼟)の2日間、全国4会場(東京・名古屋・⼤阪・三重)にて開催。東京会場では2⽇間で5,000本、名古屋・⼤阪・三重会場では6⽉28⽇(⼟)のみ3会場で合計約10,500本を配布。初日には、『あずきバー』のイメージキャラクター10年⽬となる歌舞伎俳優・尾上松也も参加し、30分間で800本を⼿渡しで提供した。

発売から53年を迎えるアイス『あずきバー』シリーズは、「ぜんざいを凍らせたようなアイスができないか?」という⽬標をもとに開発された井村屋株式会社の看板商品。原料はあずき・砂糖・⽔あめ・⾷塩のみ。⽣⾖の選別・洗浄・炊き上げ・冷却・充填まで⾃社で⾏い、あずきの⾵味と粒感が楽しめる。シンプルな原料や⽣⾖から炊き上げる製法など、こだわりは変えない⼀⽅で、消費者の嗜好の変化に合わせて砂糖の量を減らし⽢さを控える改良を⾏ってきた結果、発売当時のものよりも固くなっているそう。

同社 代表取締役社⻑・岩本康氏によると、2023年度に引き続き過去最⾼出荷数を更新し、2024年度は3億2,900 万本を出荷。今年から新⼯場の着⼯を開始しており、来年には4億本の売り上げを⽬標としているという。

「あずきバー祭り2025」初日──イベントに先駆けて行われた記者発表会に登壇した尾上は、イメージキャラクター就任から10年⽬という節目を迎えたことについて質問されると、「今回のCM では和太⿎を叩かせていただきましたが、毎年どんな演出なのかサプライズだらけで撮影させていただいております。今年は10年⽬の節⽬に今までのシーンを集めた総集編も⾒たいですね」と、井村屋と歩んできたこれまでを振り返った。

また、「『あずきバー』の魅⼒を⼀⾔で表すとしたら、どのような表現になりますか︖」との質問には「なんと⾔ってもあの固さが魅⼒ですね。美味しいのになかなか⾷べさせてくれない。このツンデレ感がたまりません」と、尾上流の表現で『あずきバー』を称賛した。

尾上松也の写真

「あずきバー祭り2025」の東京会場では、⽇本の伝統⽂化である縁⽇をモチーフに「⽟なげ」や「ヨーヨーつり」、そして 「的⼊れ」の屋台が登場する縁⽇イベントも実施。発表会ではその中の「的⼊れ」で尾上と岩本社⻑が対決する場面も。岩本社⻑に⾒事勝利できれば賞品を獲得できるとのことで、気合⼗分な尾上は「意外と難しい」と発⾔しながらも3点を獲得。一方の岩本社⻑は1点にとどまり、⾒事尾上の勝利となった。

尾上松也の写真

賞品として、岩本社⻑より『あずきバー』が贈呈。さっそく実⾷した尾上は「やはり美味しいですね! ですが⼤勢の⽅々の前で⾷べることはいつまでたっても慣れないです」と照れながらも⼤きな⼀⼝で頬張り、改めて美味しさを表現した。

尾上松也の写真

その後、幕開けとなった「あずきバー祭り2025」は尾上の無料配布からスタート。尾上は終始笑顔で、⼀本⼀本丁寧に訪れた人へ『あずきバー』を⼿渡し。小さな子どもに笑顔で⼿を振るなどしながら、30分間で800本を配り終えた。

尾上松也の写真

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