中村倫也、生田斗真から「“ちゃんと出来たね”のカツアゲをされてた(笑)」舞台前の裏話を暴露!?
2025.6.27 22:45
劇団☆新感線の大ヒット作『バサラオ』がゲキ×シネとして映像化され、6月27日(金)初日舞台挨拶が都内で開催された。生田斗真、中村倫也、古田新太が登壇し、長丁場となった97公演の舞台の思い出を振り返った。
本作は2024年秋に博多・東京・大阪にて計97回上演し、15万人を動員した大ヒット作品。物語の舞台は脚本の中島かずきが史実をもとにしつつ発想した、南北朝時代ならぬ東西朝時代。主演の生田斗真演じる絶世の美貌を持つヒュウガと、中村倫也演じるヒュウガの野心に巻き込まれた軍師・カイリ、さらに古田新太演じるゴノミカドらによる裏切りに次ぐ裏切り、逆転に次ぐ逆転のストーリー。
長期公演を乗り切るため特に気を使っていたことについて、生田は「お化粧ですね。僕お化粧が苦手で…」と毎公演メイクを頑張ってしていたことを明かし、うまくできた日には中村に見せに行っていたという。中村は「“ちゃんと出来たね”のカツアゲをされてました(笑)」と舞台裏を告白。

さらに生田は中村のメイク時間が短いことを指摘。「僕は1時間前からバッチリメイクして倫也の楽屋に行くんですけど、直前までドすっぴんなんですよ!」と語ると、中村は「僕は今回(メイク)薄めなので15分くらいでしたね。この舞台、大変だから直前までやる気を入れたくなかったんです。ギリギリまですっぴんでオフスイッチを入れてた」と独自の体調管理法を明かした。

また古田は2人との共演について「この2人は昔から知ってるから、頼りになる後輩というか、信頼できる2人がきたから、これは楽だ…!と思いました(笑)」と語った。

登壇者たちは『バサラオ』について「歌もすごくいい」と述べ、生田は「倫也と歌う斬歌党の歌は、立ち回りをしながらハードロックで暴れ散らかすシーンがかっこいい」と絶賛。
中村はラストに生田と2人で歌う歌に思い入れがあると語り、「最後にこんなキー高い歌出す?っていうぐらい高いので、毎回ヒヤヒヤしながらやっていました。最後の最後で少しでも裏返ったりすると、(お客さんが)4時間見てきたのに!ってなるじゃないですか」と責任を持って歌っていたことを語った。

ゲキ×シネ『バサラオ』
新宿バルト9、T・ジョイ梅田他、全国の映画館約80館にて上映中