SUPER EIGHT・横山裕 「万引きに間違えられました」 ドラマ『私の夫と結婚して』の撮影現場での忘れられないエピソードとは?
2025.6.27 16:30そしてここからは日本でのイベントに参加するキャスト陣によるトークイベントを実施。劇中で最低な夫を演じることになった横山は「まったく気持ちが分からなくて。どう演じるか悩んでいたんですが、監督が『友也いいよ、いけいけ!』と言ってくれたので。そのことを信じて4か月、友也をまっとうできたと思います」と述懐。監督からは「友也、気持ち悪いよ」と呼ばれていたとのことで、「それは褒められているのだろうか、と思いましたけど」と冗談めかす横山。「でもうれしかったですね。言葉が通じなかったところもありましたが、監督とディスカッションできたのもうれしかった。先ほど主演の二人が日本版オリジナルに落とし込んだところもあると言っていましたが、今後友也が報われる部分も出てくると思います」と明かした。
一方の白石も「大変でした」と振り返った。「表面上は仲良くしていても、マウントをとりあったり、裏腹な気持ちをはらんでいるので、このシーンではどういう見え方が適切なのかを風花ちゃんと、監督と一緒に話し合いながらやりました。大変なシーンはたくさんあったけど、それでもわたしは麗奈という役に出会えたことを誇りに思っていて。自分の殻をやぶれた気がしますし、楽しく演技をさせていただきました」と自身の成長を明かした。さらに監督から言われた言葉で、印象的なものがあったと語る白石は、撮影中に監督が足の指を骨折して、足を引きずりながら撮っていた時があった時のことを振り返り、「大切なシーンなのに自分が満足できないところがあったんです。時間も押しているしどうしようと思ったんですけど、監督が『麗奈が満足するまで僕は足を引きずるよ』と言ってくれたのがうれしい言葉すぎて。監督についていこうと思いました」と振り返った。

七五三掛は「監督からは、悠斗はカッコ良くいてほしい。でもアイドルすぎないくらいがいいとも言われて。すごく難しい塩梅でした。2話でいうと同窓会のシーンなんですが、同窓会にいた人をかき分けるシーンがあり、そのかき分け方はアイドルすぎると言われたことがありました。やはりこの作品はハラハラするシーンが多いので、悠斗のシーンは休憩できるようなシーンになったらいいと言われたんです」と笑いながら述懐。その同窓会のシーンは、スケジュール的に撮影の終わりの方で撮られたものだったというが、「監督からは(最初に比べて)カッコよくなったねと言ってくれて。それがうれしかったですね」と明かした。
そんな七五三掛を見て、撮影中に「気持ち悪い!いいね!」と言われていたという横山が「そんなこと一度も言われなかった。いいな」と羨ましそうな様子を見せ、会場を笑わせた。

イベントでは、本作の物語にちなみ「タイムリープしてリベンジしたいこと」について質問するひと幕も。
だが突如ソワソワしはじめた黒崎と田畑。実はフリップには2人とも「ありません」と書いてあり、「ありませんはあかんで」と横山よりツッコミ。
まずは黒崎が「悩んだんですけど、出た答えがこれで。わたしの人生で出会った人はいい人ばかりなので、また会いたいなと思いました」と語ると、「左に同じです」と笑った田畑。「私すぐに忘れちゃうんで、前を向いて頑張りたい」と語ると、「いい答え!」と感心した様子の登壇者たち。


七五三掛は「僕はドラマの打ち上げですね。次の日仕事が早くて早めに出ちゃったんですけど、出る直前に(佐藤)健さんから『もうちょっといてほしい、話したい』と言ってもらって。けど、『明日早いです』と言って出ちゃったんです。それを今でも後悔してて。もう一回戻って、もうちょっと話したい」と告白。
白石は「17歳、高二の時。実際には卒業できたけど、課題の提出に追われて留年する夢を見たんです。あの時に戻ってすがすがしい気持ちで卒業したい。あの先生の顔が忘れられない」と語った。
最後に横山が「僕、昨日焼き肉に行ったんですけど。そこで中ライスを頼んでしまって。大ライスにしとけば良かった」と語るも、しばし考えた後に「やっぱり“ありません”」と言い直して会場を笑いに包んでイベントを締めた。

マ『私の夫と結婚して』は6月27日(金)より毎週金曜日2話ずつPrime Videoにて配信(全10話)
作品ページはこちらから
1・2話:配信中
3・4話:7月4日(金)~
5・6話:7月11日(金)~
7・8話:7月18日(金)~
9・10話:7月25日(金)~