ヒロミさんに恩返しを!過去リフォームしてもらった芸人が史上最大級の作業をお手伝い
2025.6.27 14:00
またある日、ヒロミの元にやってきたのはお笑いコンビ・鬼越トマホークの2人(金ちゃん・良ちゃん)。金ちゃんは以前、自分の子どもが遊べるような家具を作ってほしいとヒロミに依頼し、キッズテーブルのついた立派な秘密基地を作ってもらっていた。金ちゃんはもちろん、相方の良ちゃんも感動して涙を流すほどのものを作ってもらった恩返しと言うことで、今回やってきたのだ。
あいさつもそこそこにヒロミは「じゃあお前たちは、(ヒロミが重機で)チップを持っていくから、そこにチップをぜんぶ敷くっていうのを…」と2人に指示を飛ばす。リフォームと聞いてやってきた2人には全く想定外の作業で寝耳に水。「いやいや、ちょっとこれ、“リフォーム”ってレベル超えてる…」「これ“八王子開発”ですよね?」と言い出す鬼越トマホークに「とにかくもう、今日中に敷かなきゃいけないから!」とせかして指示を飛ばすヒロミ。だが最後に「自分たちをタレントだって思わないようにね!」とクギを刺すことも忘れていなかった。鬼越トマホークの2人も「はいっ!“従業員だ”って思います!」と背筋を伸ばしていた。
『ホイルローダー』という重機を操ってヒロミが運んできたウッドチップを、熊手などを使ってまんべんなく敷き詰めていく地味にしんどい作業。だがこうして一面にウッドチップを敷き詰めることで、子どもたちのクッション代わりになるばかりでなく、雑草対策にもなるのだという。
重機を動かすための大型特殊免許を取っていたヒロミに「なんで免許取ったんですか?」と聞く金ちゃん。するとヒロミは「お前、芸能界、いつ何が起きるかわかんねぇだろ?」と、“何か”があった時の備えであることを明かした。さらに「お前ら、ギリだぞ!?」と、鬼越トマホークの2人にも免許を取るよう勧めていた。普通の自動車教習所で免許をとったというヒロミはさらに「教習所の中で俺一人だけこれ乗ってんだよ」と笑いを誘っていた。
ウッドチップ敷きの作業が一段落したところで「同じ仕事だと飽きちゃうから」ということでヒロミから次なる指示が。それは、既に打たれている穴あきの杭(くい)に太いロープを通していくという作業。子どもたちが藪に入らないように、さらに完成後にお手入れをするであろう保育園の先生たちの草刈り作業の目安になるように、56本の杭とロープで簡単な柵を作るというのだ。
1本1本の杭にロープを通していくこと1時間半、すべての杭にロープを通すことができた。「ロープできたぞ!」「ありがとう!」とがっちり握手を交わす2人。しかしすぐさま「ヒロミさんに怒られるぞ、こんなことで喜んでたら…」と、その場にいないヒロミの影におびえる2人だった。
最後はアスレチックエリアに作ったハードル遊具にペンキで塗装をしていく作業。「自分たちで意思をもってやれよ?塗るのが仕事なんだから」「ムラがあるなとか、キレイに塗れてるなとかさ、そういうのちゃんと思いながらやってよ」と、作業の心構えを語るヒロミ。鬼越トマホークの2人も気合を入れなおして黙々と作業を続け、5つあるハードル遊具がすべてカラフルな色に染まった。
作業を終えた鬼越の2人は「最初はしんどかったけど、今は楽しくて仕方ないです」「塗るのとか楽しかったです」とやりがいを感じていた様子。この日は「この後東京で4本仕事があるんです」ということでここで作業を終えることになったが、「また呼んでください!なんでも協力したいんで!お世話になったんで!」「放送見ます!」という鬼越トマホークの2人。ヒロミは「オレ(放送)見ないから見といて!」と、本気とも冗談とも言えない一言で笑いを誘っていた。