外国人夫婦が持ち込んだプレゼントの数々…その中に隠された覚醒剤のありかを高田夏帆演じる空港税関職員が摘発

声優の木村昴と俳優の高田夏帆、田中美久が6月26日放送『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。国際空港の税関職員として、外国人観光客が隠し持った不正薬物のありかを突き止めた。

卓越した知識と、物品に蛸（たこ）の触手のように這（は）わせる指先のわずかな感覚から、その素材や情報を読み取ることで、“オクトパス”の異名を持つ木村監視官と、高田・田中係員の3人。

麻犬反応の通報を受け、3人が検査を行ったのは外国人夫婦。日本人の親友の結婚式に招待されたという夫婦は、観光も兼ねて来日したという。早速木村は、その鋭い視線を夫婦に向けると、心の中で“麻犬反応はあったが…やけに落ち着いている”とつぶやきつつ、手荷物の検査に着手した。

夫婦の持ち物には、親友に贈るプレゼントだというフォトフレームやスノードームなどが並び、高田や木村は、過去の事件で同様の物品に不正薬物を隠していた事例から、その中身を確認するも、異常は見つからず。

それでも、男性が大量の汗をかいていることに気づいた木村は、高田に手荷物の拭き取り検査をするよう促す。すると2人の手荷物から、不正薬物の反応が見られたため、検査が続けられることとなった。

その後、高田は手荷物の中から、木箱に入った2本の赤ワインを発見。「フランスではね、お祝いの時に、自分のおすすめの赤ワインをプレゼントするんだよ」という男性の言葉に耳を傾けつつ、年代物のワインボトルをくまなく観察するも、木箱を含め怪しい箇所は発見できなかった。

お土産のサッカーボールや、保冷バッグに入った発酵バターなどにも不審な点はなく、いら立ちを見せる外国人夫婦。「日本には“仏の顔も三度”っていう言葉ありますよね？今ので3度目のお願いだよね。温厚な僕でも怒りますよ！」という男性の怒りを抑えつつ、さらにボディチェックを行うも異常はなし。

それでも、しびれをきらした夫婦がその場を立ち去ろうとした時、これまでの光景に考えを巡らせた高田は「お疲れのところ申し訳ありませんが、お友達には会えませんね…」とつぶやくと、「あなたたちをここから一歩も通すわけにはいかない！」と言い放つのだった。