吠え癖、逃げ癖、引っ張り癖…ワンちゃんたちのあらゆるお悩みを犬の目線で神・訓練士が解決!

2025.6.25 09:45

■幸松流・逃げ回る犬の捕まえ方!絶対に飼い主から捕まえにいかない!

続いてのお悩みは、今日が初訓練のレオくん2歳。ドッグランが大好きなレオくんだが、知らない人や犬がいると大興奮!一度走り出すと、捕まえるのに一苦労なのだという。

レオくん2歳

飼い主がレオくんと反対の方向へと行き、レオくんが近づいて来たらおやつのごほうびをあげて、その間にハーネスをつかむ。しかしレオくんはまた大暴走。走っているレオくんを捕まえようとする飼い主さんに「いい!いい!捕まえようとしないで!行っちゃってください」と反対側に行くように指示する幸松さん。名前を呼ばず常にレオくんと反対方向に行くが、普段の癖で近くに来ると捕まえようとしてしまう飼い主さん。しかし、あわてて捕まえると犬は捕まえられたと感じて、逃げる癖がついてしまうので絶対にNGだという。

たくさんのワンちゃんたちに大興奮のレオくん

逃げ回っている時は「反対(方向)に“知らないよ”って、“来なければママ行っちゃうよ”ってやればついてくるじゃないですか?だからそれを利用して、ガッてとっ捕まえない」と幸松さん。レオくんの飼い主さんは「ドッグランでも帰る時に追いかけてしまっていたので、逆方向に行くと寄ってくるのは新しい発見でした」と捕まえる時のコツをつかみ、ロケから約1か月後には、ハーネスをつけるのにも苦労していたのが、すんなりとつけられるようになったという。

■幸松流・くわえたボールを返してもらう方法!持ってきたら遊んでもらえると思わせる!

続いてのお悩み犬はボーダー・コリーのまひれちゃん3歳。2年通い、基本的なしつけはできているが現在、次のステップの練習中。投げたボールを拾って持ってきてくれるが、飼い主さんに渡すところまでは到達していないのだという。

ボーダー・コリーのまひれちゃん

飼い主さんに渡すようになるには、まずは紐(ひも)のついたボールで飼い主さんと引っ張りっこして楽しいと感じてもらうようにする。まひれちゃんが自らボールを離した時に投げるということを続け、ボールを離すのも遊びの1つだと思わせるという。

■幸松流・大きい犬の制御の仕方!ハーネスよりも首輪!

続いてのお悩み犬は、ドイツ原産・ワイマラナーのルークくん。体重30kgと大きいが、まだ11か月!その大きさゆえのお悩みが引く力が強いこと。それを制御できるようなコツを学びたいという飼い主さん。

ワイマラナーのルークくん

元々、ハーネスにリードをつけて散歩をさせていたが、「ハーネスだと犬は辛くなくて、体の重みが全部かかっちゃうから飼い主さん辛いので、これぐらいの大きい犬だったら首輪の方がいいでしょうね」と幸松さん。首輪は気管に良くないからダメという意見もあるが、引っ張らなければ問題はなく、首輪にしておくと、瞬間的な引き戻しやすさがあるという。リードの持ち方にもポイントがあり、リードは短くてもいいのでたるみをもたせること。リードをむやみに引っ張らず、短くたるみをもたせることで犬にリードの存在を忘れさせると、引っ張り癖が直ってくるという。

リードをゆるめることで犬にリードの存在を意識させないようにする

様々なお悩みを持つワンちゃんたちが神の手によって改善してきているが、しつけは1日にしてならず。根気強く訓練することが大事だという。

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写真提供:(C)日テレ

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