柳楽優弥がついに寿司職人としてデビュー!知らない魚『スミクイウオ』の注文に戸惑うも…

2025.6.23 10:45

午後5時。開店と同時にほぼ満席となった店内の板場に、満を持して乗り込む柳楽。すると、ちょうど柳楽の目の前にいた男女2人組のお客さんが柳楽に気づいた様子。坂上さんはこのお客さんに「私の弟子です!」「(柳楽が)握らせていただきます」と柳楽を紹介。目の前の板場にまさかの柳楽優弥が立っているということで、このお客さんたちも思わず身構えてしまうほど緊張していたが、柳楽の緊張はそれ以上だったかもしれない。

そんな柳楽が受けた最初の注文は、修行でも何度も握ってきた“中トロ”。何度も練習したのと同じように、丁寧に握っていく柳楽。実はこのお客さんたちは番組で柳楽の修業の様子を見たことがあったそうで「まさか食べることになるとは…」とドキドキしながら柳楽の握る様子に目をやり「すごいね…」と感心した。

そして記念すべき一貫目、中トロの握りが完成!一口で食べた2人は「ん~、おいしい!」「めっちゃおいしい!」と大喜び。その様子を見ていた柳楽の表情にもようやく笑顔が浮かぶ。お客さんから「もう職人…!」と言われ、思わず「へへっ!」と笑ってしまった柳楽。これにはスタジオでVTRを見ていた出川哲朗も「“へへっ”じゃないのよ!早いのよ“へへっ”が!」と思い切り突っ込んだ。

だが、ちょっぴり浮かれていた柳楽に早くも試練が。お客さんが次に頼んだのは『スミクイウオ』。もちろん修行でもやったことのない、初めて聞く魚だ。「スミクイ…?」と戸惑っている柳楽を、隣で様子をうかがっていた坂上さんが「すみません、座学の方はまだちょっと…」とフォロー。

スミクイウオとは、なかなかお目にかかることのない貴重な深海魚で、口内から腹にかけて真っ黒な色をしているところからこの名前が付いたのだそう。脂ののった白身と、皮に詰まったうま味が特徴。同じく口の中が黒い高級魚・ノドグロと同じように絶品でありながらも値段は半額以下という。

ネタの大きさに柳楽が切ったところで「炙(あぶ)りはできる?」と言う坂上さん。どうやらこのネタは皮のある面だけをさっと炙ってから握るのが『銀座おのでら』流のようだ。事前に炙りのテクニックも聞いていた柳楽は習った通りにさっと炙って握り、お客さんも「めっちゃうまい!」と満足した様子。

すると横から坂上さんが「炙り加減はいかがですか?」「握りの大きさやワサビの加減はいかがですか?」と、お客さんに聞くべきことをそっと柳楽に耳打ち。その様子にMCのバナナマン・設楽統は「ささやき女将(おかみ)みたい…」と、笑いを誘った。

その後も軍艦巻きなどを提供し、お持ち帰り用に4本巻いた得意の太巻きもあっという間に完売して柳楽のデビュー戦はなかなかの出来。しかしここで最難関の注文が入る。

それは“ズワイガニのほぐし身”。普通に握ったら身がバラバラになってしまいそうだが、坂上さんが実際にやって見せてくれたのが、大葉の中にほぐし身を入れて、一緒に包むように握ってやり、その後大葉を外してしょう油を振って完成、という方法。1度しか見せてもらえないというプレッシャーの中、その様子を見ていた柳楽は早速実践。見事一発目でこの握りを完成させ、坂上さんからも「すごいね!」と、褒められていた。

こうして初めて握るネタも教わりながら次々と握っていき、お客さんも柳楽の握る寿司を食べて笑顔でうなずく。すっかり緊張の解けた柳楽は師匠である坂上さんが飛ばすジョークに乗っかる余裕も。すぐさま「真面目に握れっ!」と突っ込む坂上さんも笑顔になっていた。その様子にお客さんたちも笑顔に。気が付けば店内は柳楽たちが作り出した笑顔に包まれていた。

そして午後10時。営業を終えた柳楽に「お疲れさん!」と声をかける坂上さん。「よく頑張りました」と褒めつつ「まだまだ課題はある」「今のままでは(柳楽の目標である)海外では通用しない」と厳しい指摘も。「この先がある!」と坂上さんから気合を入れられ、柳楽は再び決意を新たにした。

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写真提供:(C)日テレ

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