突如声が枯れ、出づらくなってしまった女性…医師・加藤史帆が突き止めた、生活の何気ないシーンに隠れたまさかの落とし穴

タレントの加藤史帆が、6月19日放送『THE突破ファイル』の再現ドラマに出演。突如声が枯れた患者を救う医師役を演じた。

この日、加藤の診察室に訪れたのは、1か月ほど前から声が枯れているという女性。喉に痛みはほとんどないというが、イガイガとした感じがあるという。

女性が幼稚園の先生をしていることから、看護師の岡（おかずクラブ・オカリナ）は「砂埃による喉の乾燥では？」と指摘したが、女性はうがいを徹底しており、乾燥による症状の可能性も考えられなかった。

すると加藤は、アレルギー検査の結果から、女性に花粉へのアレルギー反応があることを指摘。そして「トマトにはヒノキやスギ花粉のアレルゲンと似たタンパク質が含まれていて、花粉症の方が食べると、口の中や喉にアレルギー症状が出ることがあるんです」と、トマトの摂取による症状だと診断し、薬を処方し様子を見ることとなった。

しかし数日後、再び加藤らの前に現れた女性は、前回よりも声が出づらい状態になっており、その症状は悪化。しかし血液や頸部（けいぶ）CTでの精密検査を実施するも、それらに異常は見られなかった。

そこで加藤らは、女性が働く幼稚園や女性の自宅を訪問。しかし喉を傷つけるような原因と思しきものは見つからず、加藤は困惑の表情を浮かべる。

それでも、自宅の部屋に置かれた園児たちからの寄せ書きを前に、かすれた声で「…先生…こえ…でない…もう…無理…です…」と思い詰める女性のため、必死にこれまで見てきた光景を思い返した加藤は、ついに「そういうことか！」と謎の症状の原因を突き止めた。