デビュー3周年『マルシィ』1分でチケット完売の日本武道館公演での、“忘れられない2曲”とは？大ヒット曲&最新曲も披露【インタビュー】

◆『DayDay.』出演後、マルシィに独占インタビュー

──『DayDay.』生出演お疲れさまでした！いかがでしたか？
タクミ：もう…とにかく緊張でガチガチでした（笑）
右京：朝の番組で披露させていただいたのが初めてだったので…
shuji：なかなかない機会で新鮮でした！
タクミ：（時計を見て）まだ11時！
右京：いつも（ライブ）は夕方が多いですし…今日はいつもより早起きして挑みました。

──本日ご披露された『青空』は映画『青春ゲシュタルト崩壊』の主題歌として書き下ろされた楽曲。
改めて、どのような想いを込められたのでしょうか。
右京：この映画は、たくさんの人がいる社会で生きていく中で、人の目線や見え方を気にしてしまったり、言いたいことが言えなかったり、周りと比べて自分は何なのか、というのを探していく内容で、僕自身もバンドを始める少し前に、それに通ずるような感情抱いたことがあるんです。その自分の体験と、映画の脚本に寄り添って書き進めていきました。

──「青空」の歌詞「忘れることはないよ」にちなんで、
メジャーデビューから3年、「これだけは忘れられない出来事」はありますか？
shuji：目まぐるしかったから、全部忘れられないけど…メジャーデビューを発表した時にファンのみんながすごく喜んでくれたことは忘れられないですね。歓声がすごくて…一生、多分死ぬまで忘れないと思います。

タクミ：僕はデビューシングルの『Drama』。初めてのMVだったんですけど、解禁された時にスタジオでみんなで観たのをすごく覚えています。たまに思い出したりしてます。
右京：思い出すんや。確かに覚えてはいるなぁ
タクミ：みんなで揃って、MVの配信時間になって「きたきた！」ってワクワクしましたね。
右京：自分たちでアップロードもしました。
タクミ：初めて観た時は不思議な気持ちだったよね。MVって観るものだったのに、映像の中に自分たちがいて…変な感覚でした（笑）

右京：僕は日本武道館公演です。目標にしていた1つのステージだったので、そこに立った時のお客さんとの一体感…あの時間は忘れられないです。強く印象に残っているのは、1曲目に披露した『Drama』とセットリスト後半の『願いごと』。
『願いごと』では、お客さんがスマホのライトを照らしてくれて、すごく一体感に包まれた会場でした。たくさんの人の前でライブをすることは、フェスとかでもあったんですけど、「ここには全員がマルシィを目がけて来てくれたお客さんしかいない。そんなみんなに囲まれて歌を届けられてるんだな」って実感した瞬間でした。

──来年1月に初の横浜アリーナ公演を控えていますが、それまでの期間、やり遂げたいことや目標はありますか？
右京：今作りたい曲が何曲か頭の中にあって、横浜アリーナ公演までに作りたいんですけど…結構制作時間がかかっていて「（歌詞が）もう残り1行…！」ってところで止まっている状況が続いてまして…。このペースでいくと不安なんですけど、横浜アリーナで新曲を解禁できるように、楽曲をちゃんと完成させたいなと思っています。頑張ります！

──ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
shuji：日本武道館公演では、みんなのパワーをダイレクトにもらって吸収しました。新しい曲を出していく中で、いろんな人から「元気をもらった」「すごく励まされた」「感動しました」っていう意見をもらうんですけど、そういった言葉が僕らの励みになっています。その励みをたくさん吸収して、日本武道館に続き、横浜アリーナでもう一回爆発させようかなと思っています！
今新曲をたくさん作っていて、今ある楽曲も新曲も、全部大切な曲なので、どんどん届けて、みんなに伝わったらいいなと思っています！

右京：まだまだ遠いんですけど、マルシィは国民的なバンドを目指しています。だからこそ、1曲1曲すごく時間をかけて大切に作ってきました。これからはより一層、聴いてくれる人の人生に寄り添えて、意味がある楽曲を全力で作っていきたいなと。これからもよろしくお願いします！

タクミ：二人が言ってくれたことを一歩ずつ頑張っていきますので、よろしくお願いします！ということと…
『DayDay.』の最後のメッセージでスーパー噛みまして（笑）
右京・shuji：（笑）
タクミ：いやぁ緊張しちゃいましたね、まさか最後僕に振られるとは思ってなかったので（笑）
右京：本当は僕が話す予定だったからね（笑）
タクミ：一気にドキドキした（笑）横浜アリーナに向けて、ちょっとしゃべれるようになっときます（笑）

【ライブ情報】
「マルシィ one man live 横浜アリーナ」
2026年1月9日(金)、1月10日(土)＠横浜アリーナ
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【マルシィ Profile】
吉田右京（Vo & Gt）、shuji（Gt）、フジイタクミ（Ba）の福岡発3人組バンド。
“なんでこんなに私の気持ちを歌ってくれるの”
SNSの口コミから広がった失恋ソングが話題を集め、Z世代の女性を中心にマルシィにハマるリスナーが続出。忘れられない恋の記憶を投影したリアルなラブソングが共感を集めている。

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写真：©entax