冷徹ドS部長・犀川（安田顕）に隠し子発覚…？お相手の女性にSNSでも予想外との声が続出

なんとか舞台を成功させるために奔走する美和。渋々玲子を頼ると「私から真田も舞台もとりあげといて、お涙頂戴？」と皮肉を言われる。ケンカ腰の美和が『愛おしい子』に愛はあるのか問いただすと、玲子は「あるわよ！」「私だって紫乃さんがいいわよ！」とヒートアップ。美和が「今から紫乃さんに出てもらう！」と思いつくと、「やって見なさいよ！それだったら私も見に行くし」と意気投合するのだった。

そんな時、美和は事務所を訪れていた紫乃の娘と会い、一緒に紫乃の自宅を訪れる。紫乃が17年前に自分のせいで芸能界を去ったことを謝罪する美和。紫乃を舞台で復帰させたいという思いを伝える美和だが、「無理」と一蹴され、冷たく追い返される。帰りの道すがら、凛から「むちゃくちゃだけどまっすぐな子。曲げない子」と紫乃から聞いていたと聞かされる。さらに凛の父親は犀川だという衝撃の事実も知らされる。

再び紫乃の元を訪れる美和。紫乃と一緒に農作業をして、美和の手作り弁当を食べ、会えなかった17年という時間を埋めていくように過ごす。紫乃が芸能界を突然去ったのは、出産と育児のためだったのではと察した美和は、「もういいじゃないですか。誰かのために我慢する人生は」と訴える。だが紫乃は「私の引退は、美和や犀川とは関係ない」と言い放つ。

TOYOプロを訪れ、犀川と美和に自分にとっての引き際が17年前のあの時だっただけと語る紫乃。「私はもう自分が満足する芝居ができなくなった。そんな朝倉紫乃は必要ない」と。美和は再び紫乃に向き合い、心からの思いをぶつける。

「あなたの存在が、あなたの芝居が何度も私を救ってくれました。私の人生を変えてくれたんです。私は、もう一度あなたの芝居が見たい。もっともっと多くの人の人生を救ってほしい」「TOYOプロとか公演とかどうだっていいんです。紫乃さんが復帰してくれるならもうなんだっていい。もう一度紫乃さんの芝居を見せてください」と、涙ながらに気持ちを伝える美和。紫乃は「あなたに足りなかったのはそれだよ」「ちゃんと届いたから。あなたの心」と言ってその場を立ち去るのだった。

そして翌日。キャスト全員が降板して、主役不在のまま4部の面々が出演することになった稽古場に颯爽（さっそう）と現れたのは紫乃だった。ついに、彼女は舞台への復帰を決意。紫乃の登場によって、止まっていた歯車がゆっくりと動き始めるのだった…。

「セリフじゃない、心からの気持ちって役者同士わかるんだね」「頑なに復帰を拒み続けた紫乃の心を動かした神田川、さすがだわ」「本気の思いが通じた！」「マネージャーをしてきたことで美和も成長したね」など、セリフではない、美和の心からの思いが紫乃を動かしたことに、共感の声があがっていた。

6月22日の最終話では、事務所の存続がかかる舞台『愛おしい子』の本番まであと5日！朝倉紫乃の迫真の演技に、芸能4部の面々も奮い立つ。しかし開演目前、紫乃に致命的なトラブルが…。絶望的な空気が漂う中、美和は大きな決断を下す。一方、真田の前に立ちはだかるのは、犀川が仕組んだ“もう一つの舞台”。犀川の描く最後のシナリオと真の狙いとは？マネージャーとして紫乃を芸能界に復帰させたい、という美和の“叶（かな）えたい夢”の結末、そして美和と真田の“叶わない恋”の行方はー。

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写真提供：（C）日テレ