【超速報!】激闘!グルメバーガー日本一決定戦『バガチャン2025』決勝第2試合リポート〜群馬 VS 兵庫〜テーマは“テリヤキバーガー”
2025.6.15 16:25
日本各地から選りすぐりの12チームが激突する『グルメバーガー日本一決定戦【バガチャン】〜JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2025〜』。3日目の6月15日(日)に行われた決勝第2試合は、国内でパティシエを務めた異色の経歴を持つシェフが繊細なハンバーガーを提供する『Ju the burger』と、和食のような素材を活かしたハンバーガーを作る『BRISK STAND』の激突となった。
ファイナルラウンドのテーマは『テリヤキバーガー』。また、指定食材はなし。自身が一番使いたい材料と調理器材を使ってベストを尽くす形となった。審査員のJAPAN BURGER CHAMPIONSHIP2023優勝者「Burger BigBang PJ」の渡邉貴広氏は「『テリヤキバーガー』というお題で、一個一個魂がこもったハンバーガーが楽しみです」と両チームにエールを送った。

◆Ju the burger(群馬)VS BRISK STAND(兵庫)
『Ju the burger』は、群馬・桐生市の裏路地に佇むバーガースタンド。店長の新見香織氏は幼少期よりフランス人講師から料理や菓子を学び、製菓専門学校を卒業後、国内でパティシエを務めた異色の経歴の持ち主。大胆かつ繊細(せんさい)なハンバーガーを提供する。昨年は惜しくも準優勝。今年は高いチーム力を活かし、完璧なオペレーションと技術力で優勝を目指す。

新見香織シェフは勝負前のコメントで「最後の戦いなので自分たちの力を100%出し切りたいと思います!」と意気込みを見せた。

完成したハンバーガーの名前は『Teriyaki Twist』。新見シェフは「捻りの効いたテリヤキバーガーという意味。従来の照り焼きを『Ju the burger』らしく再構築したバーガーとなっております。アジアのスパイスと牛肉のパテと豚肉の照り焼きポークを乗せていて、ダブルのお肉を使ったバーガーとなっています。香り、食感、旨み、最後の余韻まで計算しておりまして、『Ju the burger』らしい調和の取れたバーガーとなっております」と説明。

対する『BRISK STAND』は、神戸に本店をおき、全国に11店舗を展開。素材を活かしたハンバーガーはまるで和食。看板商品「切ったやつ」は、半分にカットしたバーガーを鉄板の上で肉汁を吸わせながら2度焼きする逸品(いっぴん)。和のおいしさを楽しめるハンバーガーショップが初出場で優勝を目指す。

長郷裕哉シェフは勝負前のコメントで「このバーガーを食べていただきたくてここまできました!僕たちらしい素材を活かしたバーガーを焼き上げたいと思います!」と意気込みを見せた。

完成したハンバーガーの名前は『てりやきなやつ』。長郷シェフは「普段使っている全粒粉無添加のパンと国産牛100%のパテを使ってます。昨日、カルフォルニア ミルク協会様からカルフォルニア ミルク賞をいただいたコルビージャックチーズを使ったのと、今回無肥料無農薬の自然栽培の玉ねぎを使った煮玉ねぎでテリヤキソースを作ってます。バーガーを焼き上げた後に串を刺したが、それを真っ二つに切って断面を焼いて、カリッとした食感を楽しんでいただけるようになっています。2回に分けて焼いたが、熱々のバージョンとちょっと冷えたバージョンも美味しくいただける逸品だと思っていますので、ぜひ一口ずつ食べていただきたいです」と説明。

審査は調理から試食まで全てを公開するオープンジャッジシステムを採用。見た目(15%)、調理の正確さ(35%)、味(50%)の3項目の合計点で競われる。(※50点満点)
今大会の審査員Restaurant nôlのディレクターを務める野田達也氏は「『BRISK STAND』は、(調理を)見ている間もシンプルだなと思っていて、どうなるのかなと思っていたが、食べるとシンプルじゃない味わい。直球な味だが、そこに複雑な食感とか香り、味が重なっていて美味しかった。油を吸ったバンズも揚げパンのような不思議な感覚になりました」とコメント。
ヒルトン東京で総料理長を務めるマンダー・マダヴ氏は「『Ju the burger』は、アジアの味、それを見事に全てハンバーガーの一つに体現できたと思っております。そういった緻密な計算が全てキレイに出ている」と評価した。
『グルメバーガー日本一決定戦【バガチャン】〜JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2025〜』
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