IMP.・佐藤新　最近ハマっていることとは？「早く汚れないかな？って」映画『青春ゲシュタルト崩壊』初日舞台挨拶

2025.6.13 23:50

原作は、小説サイト『野いちご』にて、2016年から開催されている小説コンテスト『野いちご大賞』の第5回大賞作品、丸井とまとの『青春ゲシュタルト崩壊』(スターツ出版文庫)。

本作は、<個性を押し殺し、他人に合わせて自分を見失うこと=自分の顔が見えなくなる>と原作で表現される【青年期失顔症】になった女の子が、新たな出会いを経て成長していく物語。派手な見た目と乱暴な態度で教師から目をつけられているが、人一倍“痛み”に寄りそえる高校2年生の朝比奈聖を演じるのはIMP.の佐藤新。ある日、自分の顔が認識できない【青年期失顔症】になってしまう間宮朝葉を演じるのは渡邉美穂。

冒頭の挨拶から佐藤が「いよいよ待ちに待った映画『青春ゲシュタルト崩きゃい』が…あ、映画『青春ゲシュタルト崩壊』の初日を迎えられたこと、本当に嬉しく思っています」と少し噛んでしまい自分の頬を叩くかわいらしい場面からスタート。

初日を迎えての感想については「完成披露試写会の時にドキドキすぎて、“初日になったらどうなるんだろう？”ってずっと言ってたんですけど、いざ初日を迎えると、もう嬉しい100%ですね！今本当に幸せな気持ちでいっぱいです！でも、緊張してないのに噛みました…（笑）」と照れながら喜びを語った。

イベントでは映画のタイトルにちなみ“ゲシュタルト崩壊するほどハマってしまったもの”をフリップで回答。最初に全員からツッコまれたのは、河村ここあの【石】。「小学生の時に石が好きで…。ご飯を食べるテーブルの真ん中に置いたり…。奇麗な石とかじゃなくて、道に落ちてる泥とかついたような石」と独特な回答で会場を驚かせた。

続いて佐藤は【洗剤】と回答。「キッチン周りと水回りでどうしても取れない汚れがあって、カリカリやっても取れなくて、ずっと悩んでたんですけど、プロ用？プロが使ってるのと同じ洗剤みたいなのを買って、シュシュってやったら、“スパーン！パーン！眩しい！！”ってぐらいめっちゃ奇麗になって、早く汚れないかな？っていうぐらいハマった」と無邪気に、楽しそうに明かした。

映画『青春ゲシュタルト崩壊』の初日舞台挨拶に登壇した佐藤新（IMP.） — 佐藤新（IMP.）

【ポテト（フライ）】と回答した新井美羽は「週5、6ぐらいで食べて、1日2回食べる日もある。食べようと思う時にカロリーも高いし、ご飯とか食べられなくなっちゃうと思うんですけど、もし明日世界が滅亡したら絶対後悔すると思っていつも食べてます！」と“ポテトフライ愛”を語った。

【ガチャガチャ】と回答した渡邉は「現在進行形でハマっておりまして。見つけたらどこでもやっちゃう。懐かしいキャラクターのガチャガチャが最近すっごい多くて、家に大量にガチャガチャが溢れてて…。並べはしないです。ジップロックの中に突っ込んで、ガサツに引き出しにバーンってしまって（笑）300円、400円でできる運試しみたいな（笑）お金入れて回す瞬間が1番最高潮（笑）でも、お気に入りのやつとかは、カバンにつけたり、ポーチにつけたりして持ち運んでます！」とこちらも“ガチャガチャ愛”を語った。

映画『青春ゲシュタルト崩壊』の初日舞台挨拶に登壇した佐藤新（IMP.）&渡邉美穂 — 佐藤新（IMP.）&渡邉美穂

トリを任された藤本洸大があげたのは【おままごと】。「幼少期はずっとやってました。レゴがほんとに大好きで、レゴでおままごと。恋愛群青劇とかしてました（笑）お兄ちゃんを呼んで一緒にやってました…。若干引いてないですか！？」と不安になる藤本に「（群青劇が）今の仕事につながってるんだと思う！」と佐藤から温かいフォローが。

最後の挨拶では佐藤が途中で頭が真っ白になって言葉に詰まってしまう場面もあったが、「…もう1回最初からやらせてください！」と懇願する佐藤を会場中が暖かく見守った。「朝葉が抱えてる悩みって、誰もが抱える悩みだと思います。でも、どんな選択をしたとしても、それは逃げではなくて、自分らしくて素晴らしいことなんだよって、もっと自分を楽観的に見て、もっと自分のことを愛するきっかけになるような、そんな作品に仕上がってると思います。本日から『青春ゲシュタルト崩壊』の応援をぜひぜひよろしくお願いします！」と力強くメッセージを送った。