声優・佐倉綾音、不思議な“食ルール”を告白!好きなものをあえて我慢…その悲しい理由とは?「こんなに好きなのに!って…(笑)」

2025.6.13 17:45
佐倉綾音の写真

出題されたテーマに対し制限時間20分で“即興デジタルアート”を描き上げる「アートスポーツ『LIMITS』全国学生選手権大会2025」。そんな“アートの甲子園”のスペシャル・サポーターに、自身も絵を描くのが好きだという声優・佐倉綾音が就任した。entaxでは独自インタビューを実施!

2015年に誕生した“ライブ型ペイントバトル”のアートスポーツ「LIMITS」は、2023年から高校生を対象とした学生大会にシフト。今大会では大学生や専門学校生も参加可能になり、「アートスポーツ『LIMITS』全国学生選手権大会」として生まれ変わる。年齢や環境を越えてアートに打ち込むすべての学生が集い、その才能・技術・アイデアを武器に最高の20分を創り上げ、全国No.1の座を競い合う。

佐倉は、2010年『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』で声優デビュー。『五等分の花嫁』や『夢喰いメリー』などに出演。幼い頃から絵を描いていたという佐倉は学生時代、友達とホームページを作り、描いたイラストを発表していたという。

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──LIMITSは「学生たちがひた向きな情熱をぶつけ合う“アートの甲子園”」ですが、佐倉さんが学生時代に熱中していたことは?
佐倉:学生時代からこの仕事(声優)をしていて、15歳の時に事務所に所属が決まって声優の活動を始めたので、そこからはずっと仕事に熱中していたなという感じでした。それ(声優の仕事)が表現の世界に直結していて、自分の好きなもの、好きなことだったので──。そこから今、芸歴16年目ぐらいなんですけど、人生の半分以上この仕事を続けてきて飽きずにやってこられたっていうのはやっぱり熱中できていたからかなと思います。

──子どもの頃から絵を描かれていたそうですが、“佐倉さん流”の絵の描き方はありますか?
佐倉:まだペンタブレットとか買ってもらえなかった時はずっとコピックとかで描いていたんですけど。アナログで描いていた時とデジタルになった時の表現の幅広さみたいなものに結構衝撃を受けて!だからこそ本当にいろんな表現方法を試したいと思って、いろんな方の作品を見ては「これどういう風にデジタルで表現されてるの?」「どういう手順で描いたらこういう風になるんだろう?」ってひたすら研究をしていた時期がありました。

佐倉:そこから「あ!この描き方って自分の手癖に合ってるかも」とかを見つけていって、今の自分なりの描写方法みたいなところにたどり着いてると思うんです。…なので経緯がぐちゃぐちゃで(笑)だけど、自分でも今なんでこういう描き方をしてるかわからないみたいなところも逆に楽しんで、さらに新しいものに対してもアレルギー反応を起こさずに取り入れていくっていうのは、結構楽しんでやっているところかなと思います。

──好きすぎてあえて“LIMIT”(制限)していることはありますか?
佐倉:ご飯を食べるのが好きで、1つのものにハマるとそれしか食べなくなる癖があるんですけど、そうすると見事に1個ずつ好きなものがアレルギーになっていくんですよね(笑) で、ちゃんと症状になって出てきて仕事に影響してしまったりするので、なるべくローテーションして食べすぎないようにしてます(笑)

──ちなみに今ハマっている食べ物は?
佐倉:しばらくパンと牛乳にハマっていたんですけど、見事に小麦と牛乳で“ボツボツ”が出るようになっちゃって(笑) 最近は全粒粉にしたり豆乳にしたりとかして、セーブかけながら自分の体と話し合いをしてます(笑) こんなに好きなのに!って思いながら過ごしてます(笑)

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──声優の仕事もオーディションで役を勝ち取るという競いの場だと思いますが、役が決まって特にうれしかったオーディションを挙げるなら?
佐倉:自分がそれまでに触れたことのある好きだった原作の作品とかは、その関係者になれるっていうだけで「ああ、この人生には意味があったな」という風にすごく救われる思いがとてもありますね。大きいタイトルとかで言うと『僕のヒーローアカデミア』(麗日お茶子役)とか『四月は君の嘘』(澤部椿役)とかは、とても印象的で──。基本的にオーディションって落ちるものだと思って受けるんですけど、その中でもたまに「この役が自分だったらいいな!」と、どんなに我慢しても強く思ってしまう時があって。そういう作品の役をいただけた時とかはすごくうれしいなと思います。

──特にこの役をやりたいなっていう時にやっているルーティンや験担ぎはありますか?
佐倉
:なんだろう…10代や20代前半の時は、なぜか『骨折した後に役に受かる』っていうことが多くて(笑)すごい骨折しやすい体質だったんですよね…定期的に骨を折っていて、でもそうするとなぜかオーディションに受かれるっていう時期があったんです! 大人になるにつれてだんだん骨折もしなくなっていったんですが…多分余計な動きをしなくなったからだと(笑) そこからはそういうジンクスみたいなものはなくなって…今はもう、どうやったら受かるかわかんないです(笑) 常に一生、オーディション人生なので、声優って。これからも多分“就活”を続けていくと思います(笑)

──これだけは誰にも負けない!ということは?
佐倉
:うーん……『人間への興味(?)』 自分の中では「まあ、みんなと同じぐらいだろう」と思っていたんですけど、仕事を続けていくにつれて意外とそこまでみんな人間に対して気にかけてないんだなっていうのがわかってきて、自分がちょっと人間について気にしすぎかもって思うことが増えてきました。

──どういうところに興味を持ちますか?
佐倉
:結構、相手を分析──“因数分解”するのが好きなので、「普通そんなところまで見てない!」とか「そんなとこまで考えなくていいよ」ってところまで見ます。特に最近は「みんなもっと感覚で生きてるよ!」って言われることが増えましたね。感覚でいきたいのは山々なんですけど、考えるのってタダだからずっと考えちゃうんですよね…。それは役者としてはいいことでありつつ、人生としてはちょっと損してるなと思う部分でもあります。

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──LIMITSへの応募を迷っている方がまだいるとは思いますが、そんな方たちに向けて最後エールをいただければと思います。
佐倉
:皆さんの中でも「これどういう大会なんだろう?」と、ちょっとまだ謎めいている方もいらっしゃるかもしれないんですけど、とにかく大人たちが皆さんをサポートして幸せにしたいよっていうそういう企画なのだと思います!

佐倉:何かを目指すとか、夢を見るとかって今特に難しくて…インターネットなどで簡単に手が届くからこそ最初の1歩の踏み出し方がわからないとか、すぐできるのはわかっているけど、だからこそなぜかすぐできると思うと1歩踏み出しにくくなっているっていう方のきっかけになればと思っています。自分の才能がいくばくかっていうのがわからない方もいっぱいいらっしゃると思うので、ぜひ運試し、度胸試し、力試しのつもりで、まず1回応募だけしてみていただけたら良いのかなと思います。それでもしダメでも「相性が悪かったのかな」でいいと思うので、ぜひよかったら興味を持ってみてください!

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「アートスポーツ『LIMITS』全国学生選手権大会2025」ファーストラウンドは7月20日(日)に名古屋イオンモール Nagoya Noritake Gardenで開催され、勝ち抜いた選手たちは8月31日(日)に横浜ランドマークホールで行われるファイナルラウンドへと進む。エントリーの締め切りは6月30日(月)まで。今年の「LIMITS」は、どんな熱い戦いが繰り広げられるのか。
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