声優・佐倉綾音、世界チャンプの即興デジタルアートに大興奮「なげなわツールで描いてる!?」【“アートの甲子園”『LIMITS』】

2025.6.12 18:00

会の後半では、2016年のLIMITS世界チャンピオンであるjbstyle.氏も登場し、特別エキシビションを実施。通常20分間で行われるLIMITSを、今回は10分間でチャレンジ。お題は、限界×挑戦。「(10分だと)普段だったら下書きぐらい…?線画ぐらいで終わっちゃう感じですか?」と心配する佐倉だったが、いざjbstyle.氏が描き始めると表情は一転。「ちょっと待ってください! え? え? なげなわツールで描いてません!?ちょっと思ってたのと全然違う…え!?」と大興奮。「そもそもレイヤーを今1個しか使ってないですかね?」などと、自身もデジタルツールで絵を描く佐倉ならではの観点でパフォーマンスを見守った。

佐倉綾音・jbstyle.の写真
佐倉綾音の写真
jbstyle.の写真

世界で活躍するjbstyle.氏の技には、会場からも「すごい…」「おぉ…」とため息にも似た声が。佐倉も「規格外でしたね!」と思わず本音が吐露。あまりのすごさにjbstyle.氏の“手元”を見に行く場面もあった。残り1分になる頃には絵の完成形も見え、最後にはなんとサインを書く余裕も見せながらフィニッシュした。

佐倉綾音・jbstyle.の写真
jbstyle.の写真

「限界×挑戦」というお題を10分で描きあげたその絵は、『両手に剣を携えた老戦士が巨大な悪魔と思しき敵を撃ち倒した…』そんなストーリーを彷彿(ほうふつ)とさせるものだった。お題をどう解釈したのか、jbstyle.氏は「若いうちに倒せない相手でも年を重ねていろんなものを積み重ねれば倒せると。例えばこれ(相手)がクライアントだったり、案件だったりして、若いうちはこなせなくて“やっぱだめだ、不採用だ”って言われても、ちゃんと鍛錬していけば、じじいになってから案件が舞い込む──で、“ほら見たことか”“どうしようかな?断ろうかな、1回”っていうぐらいに余裕ができる。だから、それを描きました」と、実体験から着想を得たことを明かした。

“LIMITS”を間近で見た佐倉は「いつも私たちは基本、完成されたものをコンテンツとして受け取る側ですけど、その途中過程みたいなものを見られるっていうのも、特に(LIMITS優勝を)目指す人にとってはすごく刺激になると思うので、私もびっくりしちゃいましたね。こんな世界があるんだと。ちょっと知見が広がった感じがします」と感嘆の声を上げた。

佐倉綾音の写真

最後に、佐倉はLIMITSに参加する学生へ「ここからもしかしたら世界に羽ばたいていく(人)とか、日本を代表するイラストレーターだったり漫画家だったりとか、そういった表現者になる人たちが出てくるのかなと思うと、非常に楽しみな気持ちでいっぱいです!……というふうにプレッシャーをかけてしまうと“自分には無理かな〜”と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれないんですけど、思い出作りの一環としてとか軽い気持ちでもいいし、“ちょっと佐倉綾音、見にいこうかな(笑)”でも全然構わないので、ぜひぜひこの機会、皆さんに乗っかっていただいて、この大会を盛り上げて、そして(絵を描く)皆さんのこともこの大会が盛り上げていけたらと思っておりますので、気軽にご応募お待ちしております!」と熱いエールを送った。今年の「LIMITS」は、どんな熱い戦いが繰り広げられるのか。

佐倉綾音・jbstyle.の写真

「アートスポーツ『LIMITS』全国学生選手権大会2025」ファーストラウンドは7月20日(日)に名古屋イオンモール Nagoya Noritake Gardenで開催され、勝ち抜いた選手たちは8月31日(日)に横浜ランドマークホールで行われるファイナルラウンドへと進む。エントリーの締め切りは6月30日(月)まで。
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