17年前の悪夢とともに、世間に身バレしてしまった美和（川栄李奈）…天才子役の過去を捨て去りマネージャーになった、真の理由とは

和田のCMは中止になるが、それは美和のせいではなく、和田が取ってはいけない特別保護植物を、説明を聞かずに取ってしまっていたことが原因だった。そのことを保全団体のスタッフ・緑山がSNSに投稿すると、投稿がバズリ炎上してしまう。美和もその現場にいたことがバレてしまい「オオサンショウウオ殺傷犯が保全活動とかハハハ！」と更なる大炎上。

退職届を犀川に渡す美和だが、犀川は「和田の炎上謝罪会見を成功させよ」という新たなミッションを美和に与える。「リベンジです。17年前の」「謝罪会見失敗経験者として適切なマネジメントをお願いしますよ」と伝える。

保全団体のスタッフに謝りに行く美和と和田だが、そこでCM撮影の時に美和に声をかけた人物が姿を現す。それは、17年前に自分をかばってくれた大女優・紫乃（寺島しのぶ）だった。美和が謝っている姿を見た紫乃は、「あなた、相変わらずすべてが芝居よ。そんなんじゃダメ。そんな上っ面なセリフで届くわけがない」と、美和を突き放す。紫乃は17年前美和をかばって炎上した直後から、自分の発言が誰かを傷つけたかもしれないと、保全活動に参加していたのだった。

和田と記者会見の練習をし、迎えた本番。和田は必死に謝り続けるが、記者たちの矛先は美和に向けられる。美和に対してのあまりにもひどい“口撃”に、和田は我慢ができず怒りを爆発させてしまう。そこへ美和が姿を現す。マスコミに責め立てられる美和。「いざというときはこれを」と犀川から渡されていたいつもセリフが書かれている紙を見ると、そこには何も書かれていなかった…。

記者・水島（岩崎う大）が「逃げるんですか、神田川美和さん？本当に反省しているんですか？」と詰め寄ると、美和は絞り出すように答える。「私はまだ、過ちを理解しきれていません。まずは過ちと向き合い、過ちをきちんと理解したうえで、改めて反省の機会をいただければと思います」とセリフではなく自分の言葉で伝えるのだった。

「セリフのメモに何も書かれていなかったこと、犀川さんも紫乃さんと同じ気持ちなんだね」「犀川は美和に自分の言葉で話すことを伝えたかったんだ」など、白紙のメモが意味する犀川の気持ちを推測する声があがっていた。

世間に正体が知られ、隅田川道子ではなく、神田川美和として生きていくこととなった美和。美和に会いたい一心で帰国を早め駆けつけた真田を前に、美和は改めて、自分がマネージャーになった本当の目的、「朝倉紫乃を芝居の世界に戻す」ことを誓う。

「サナディーンおかえり！」「辛い展開続きだったから、サナディーンが癒し！」など、真田の帰国を喜ぶ声とともに「美和ちゃんはだから敢えてマネージャーになったんだ納得」「自分のせいで表舞台から退いた人がいるなんて子供には辛すぎるだろうな」など、美和が紫乃を芝居の世界に戻すためにマネージャーになったことに納得する声があがっていた。

犀川が美和を過去と向き合わせるためにミッションを与えてきたのかと思い始める美和だが、玲子からこれまでのリークのすべてが、犀川の策略だったと知らされる…。

6月15日放送の第9話では、真田との熱愛報道に続き、美和の正体がついに世間にバレて、事務所は大炎上。仕事は激減し、芸能4部はまさかの“ゾンビ化”！？そんな中、犀川から舞台のプロデューサーを命じられる美和。ところが主演が突如降板する大ピンチに…。窮地の美和は、舞台での芸能界復帰を交渉するため伝説の大女優・紫乃のもとへ。そこで明かされる、紫乃と犀川の“封印された禁断の過去”とは？最終回直前、すべてが動き出す。

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