『連続ドラマW I, KILL』 韓国・第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭に正式招待&現地韓国にて特別上映が決定!
2025.6.10 21:00
WOWOWと松竹・松竹京都撮影所がタッグを組んだ完全オリジナル大型企画『連続ドラマW I, KILL』。この度、本作が韓国・第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭に正式招待され現地韓国にて特別上映されることが発表された。
本作のテーマは「生きる」(I kill/斬る)。天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から35年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた…。海外発の戦国ドラマ『SHOGUN』がエミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞し、日本を舞台にした歴史スペクタクルが注目を集める昨今。鎖国前夜の日本をリアルかつ美しく描き出した、恐怖のサバイバルドラマが誕生する。
W主演の一人は、約6年ぶりにWOWOWオリジナルドラマの主演を務める木村文乃。本作では「群凶」と呼ばれる怪物が襲い来る極限の世界の中で、母として血の繋がらない娘・トキを守るために立ち向かう、元忍びのお凛役を演じる。
そして、もう一人の主人公を演じるのは、WOWOオリジナルドラマ初出演にして主演を務める田中樹。2020年に SixTONESとしてデビューしその並外れた存在感と幅広い表現力で俳優としても注目を集める田中が、人としての意識を保ちながら「群凶」になってしまった謎の男・士郎役を演じる。
さらに、お凛が本当の我が子のように想う大切な存在・トキ役に田牧そら。お凛の母親であり冷徹な忍びの頭領・氷雨役に富田靖子。お凛とトキとともに平和に暮らしていた医師・源三郎役に高橋克実。そして、幕府が組織した群凶討伐衆を率いる剣術の達人・十兵衛役に山本耕史。豪華実力派キャストが集結。
この度、本作が韓国・プチョン(富川)で7月3日(木)から7月13日(日)まで開催される『第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭』にて正式招待され、 現地にて第1話・第2話が特別上映されることとなった。
『プチョン国際ファンタスティック映画祭』は、1997年から始まった世界中からエンターテインメント性の高い作品が集まるアジア最大級の映画祭。BIFANの愛称で知られ、アジアを代表するジャンル映画祭としてサスペンスやスリラー、アニメ、ファンタジーなど、個性豊かな作品を約10日間にわたり多数上映。開幕式のレッドカーペットには各国の有名スターが集まる。
本映画祭では、スクリーン部門にて「連続ドラマ W I,KILL」第1話・第2話が特別上映される。なお、日本のドラマ作品が正式上映されることは珍しく、それだけに本作のクオリティに対する高い期待がうかがえる。
■コメント
▼主演:木村文乃(お凛役)
<映画祭での公式上映が決定したことについて>
まずは京都撮影所のみんなに、やったよー!!とお伝えしたいです。
夜遅くを通り越して早朝まで思(試)案、熟考を重ね、トライアンドエラーを繰り返し0から作り上げていく愛しいスタッフ陣。
日本の本気よ世界に届け!とone for allの魂で取り組んできたその現場の皆さんの思いが、個人的にゾンビ愛が厚いと感じている韓国の地にて評価していただいたことはこれ以上ないプレゼントです。
<クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ>
人が人から生まれる限りなくなることのない縁と因縁、愛と憎しみ。
みなさんならどう決着を着けますか?
そしてこの作品が時代、歴史物であるということの証明が最後の最後に待っています。
見終わった後に、ということはもし続きがあるのなら…!!!とまた新たな想像をかき立てられることをお約束します。

▼主演:田中樹(士郎役/徳川家光役)
<映画祭での公式上映が決定したことについて>
この作品を作っている時は過酷なスケジュールの中必死に取り組んでいたため、この作品の後先を考えずに真摯に向き合っていました。
ですが、この作品の完成を目にした時に少しでも多くの方に見ていただきたい、見ていただくべき作品だと心から思いました。なので、今回このような機会をいただけたこと心から嬉しく思います。
日本の美しい風景と、世界的に注目を集めるサバイバルスリラーの融合をぜひ楽しんでいただければと思います。
<クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ>
ここまで「I,KILL」を楽しんでいただいてありがとうございます。
ここから物語はさらに加速していきます。最後の衝撃の展開までノンストップで駆け抜けていくこの作品を、最後の1秒まで余すことなく楽しんでいただけたら嬉しいです。

▼監督:ヤングポール
<映画祭での公式上映が決定したことについて>
今や世界最大級のゾンビ輸出国(というかゾンビ作品輸出国)である韓国の、歴史あるプチョンのファンタ映画祭でのまさかの上映。
『I,KILL』が上映されるのは嬉しさと誇らしさと緊張とドキドキが入り混じっていますが……いや、やっぱりシンプルに嬉しさしかないです!!ハッピー!!
関係者の皆さん、やりましたね。京都で産声を上げた群凶が、海を越えました。韓ゾンビの発生源で和ゾンビがどう受け止められるのか、監督として非常に興味があります。
<クライマックスへ向けて視聴者の皆様へのメッセージ>
ゾンビドラマを観て、こんな感情になるんだ…が待っていると断言します。ここまで観てくださった方にはきっと伝わるかと思いますが、単なる怖いグロいではない、その先を描いたドラマになっています。あの人も、この人も、大きな決断と運命が待ち構えています。
それぞれの『生きる』を、最後まで見届けて頂けたら幸いです。
■物語はいよいよクライマックスへ!第5話も怒涛の展開が!
そして、現在WOWOWで放送・配信中の本作も、残すところあと2話。
物語は、いよいよクライマックスへと向かう。今週放送・配信の第5話では、隠れキリシタンの村が登場。

士郎(田中樹)の行方を追って、桜(穂志もえか)の故郷である墓里村を訪れたお凛。しかし既に士郎は去った後で、隠れキリシタンの老婆・スエ(濱田マリ)からトキ(田牧そら)が蘇った事実を知る。お凛は病に罹った桜の息子・勘太を看病し、墓里村の人々に信頼されるようになるが……。
一方、江戸城に連れ去られた士郎は牢獄から抜け出し、血を分けた家光との邂逅を果たす。そして十兵衛と家光は、徳川家の安寧の背後に隠された、恐るべき真実を知ることになる。

《ストーリー》
天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から35年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた…。そんな騒ぎを知らない遠く離れた宿場・多胡宿。忍びであった過去を隠すお凛(木村文乃)は、医師・源三郎(高橋克実)の助手として、血の繋がらない娘のトキ(田牧そら)とともに平和に暮らしていた。ある日、トキの病気を治す薬をもらうため、遠く離れた村へ旅をすることに。村に着くと、血や人肉などがいたるところに散らばっている。そして、姿形が恐ろしく変わった群凶たちがお凛を襲う。その時お凛は、過去のとある苦々しい記憶を鮮烈に蘇らせる。ここから我が子のように大切な娘・トキを守るための、お凛の壮絶な旅が始まるのであった。
一方、人の意識を持ったまま群凶になってしまい、過去を持たず苦しみを抱える“半群凶”の男・士郎(田中樹)。忌み嫌われ幽閉されていた彼は、自分が何者なのかルーツを知るために、とある人物を探していた。
『連続ドラマW I, KILL』は毎週日曜よる10時からWOWOWプライムにて放送中・WOWOWオンデマンドにて配信中(全6話)
第1話は6月30日23時59分まで無料配信中