奥 智哉×青木崇高 Huluオリジナル『時計館の殺人』シリーズ累計750万部突破のベストセラーがふたたび実写化!来年2月独占配信決定

2025.6.10 15:45

2026年2月から、原作・綾辻行人の人気小説『館』シリーズの実写映像化第2弾としてHuluで『時計館の殺人』が独占配信されることが決定した。主演を務める奥 智哉と青木崇高からはコメントが到着している。

「⽇本ミステリー⽂学⼤賞」を2019年に受賞した、⽇本ミステリー界の巨匠・綾辻⾏⼈(あやつじゆきと)の代表作『館』シリーズ。『⼗⾓館の殺⼈』から『奇⾯館の殺⼈』まで、これまでに9作の⻑編が発表されているシリーズの全世界累計発⾏部数は750万部を突破している。シリーズ第5作となる『時計館の殺⼈』は、上下巻に分かれる⼤⻑編ながら息つく間もないストーリー展開と張り巡らされた精巧な伏線、繊細な⼼理描写で読者を魅了し、1992年度第45回 ⽇本推理作家協会賞を受賞。第2弾製作発表時にも映像化を期待する声が多く寄せられた、シリーズ屈指の⼈気作。

♦前作『十角館の殺人』からメインキャストが続投!

前作『⼗⾓館の殺⼈』で魅⼒的なそのキャラクター描写に原作ファンからも絶賛の声が上がった⼆⼈が、今作でも続投。2024年、Huluオリジナル『⼗⾓館の殺⼈』でドラマ初主演を務めた奥 智哉は、その後も⼤河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』、ドラマ『⽇本⼀の最低男 ※私の家族はニセモノだった』など話題作へ次々と出演、⽬覚ましい活躍を続ける中、今作でふたたび江南孝明を演じる。

そして、連続テレビ⼩説『ちりとてちん』や⼤河ドラマ『鎌倉殿の13⼈』、映画『ゴジラ-1.0』や『ミッシング』、韓国映画『犯罪都市 NO WAY OUT』など、観る者を引き込み作品の世界に深みを持たせる存在感のある芝居で数多くのヒット作に出演、バラエティ番組のMCや2025年⽇本国際博覧会(⼤阪・関⻄万博)のスペシャルサポーターも務めるなど幅広く活躍している俳優・⻘⽊崇⾼が、島⽥潔あらため推理作家・⿅⾕⾨実を演じる。

♦江南考明(かわみなみ たかあき)役・奥 智哉 コメント

―『館』シリーズの実写映像化第2弾決定を聞いて
「あの“不可能なトリック”をまた可能にするのか︕」と、どの作品になるのかすごく気にっていました。それが『時計館の殺⼈』だと聞いた時はすでに原作も読んでいたので、とても複雑な内容で難しいと思いましたし、同時にすごく楽しみでもありました。

―再び江南孝明というキャラクターを演じること、⻘⽊崇⾼さんとの再共演について
江南は今作で新社会⼈になり東京に⼀⼈暮らしで、その境遇も相まって今回はどこか⾃分と重なる部分が⾮常に多くて。お芝居をしている中でも、すごく江南の⼼情が分かるというか、寄り添えているなという感覚が近いです。撮影をしていて「江南くんが戻ってきているな」と⽇々感じます。⻘⽊さんとは、再会の第⼀声で「おい江南(コナン)このやろう︕」と熱い抱擁(ほうよう)から始まり、「あぁ⻘⽊さんだ、島⽥さんだ」という安⼼感がすごかったです。初⽇は少し緊張していましたが、それで肩の荷が降りたというか、撮影の序盤から⼀気に「もう⼤丈夫だ」と思えて⼼強さを感じました。

―久しぶりの内⽚組の撮影現場について
内⽚監督は、何か⾃分が迷っていたり不透明な部分があるとそれを察してくださって、指針になるものを教えてくださいます。作品全体として⾒た時にも、監督の頭の中で完成している画を⾔語化して伝えてくださるので、すごくやりやすいというか、素敵な監督だなと思います。

―楽しみにしている⽅々へのメッセージ
約2年ぶりに皆さんにこうして江南としてお会いできるのはすごく楽しみですし、僕⾃⾝も⾊々な現場を経て成⻑した姿をお⾒せできたらと思います。前作を超える勢いで、スタッフ・キャスト全員で⼒を合わせて制作しておりますので、ぜひお楽しみに。

♦⿅⾕⾨実(ししや かどみ)役・⻘⽊崇⾼ コメント

―『館』シリーズの実写映像化第2弾決定を聞いて
『時計館の殺⼈』は、作品のスケールが前作とはまた違った広がりがあるので、美術班や装飾、⾊々な仕掛けなども本当に⼤変だと思います。今は撮影の前半ですが、本当に完成するのかなと…原作を読まれた⽅は尚のこと、そう思うのではないでしょうか。前作『⼗⾓館の殺⼈』と同じスタッフで挑んでいきますので、お楽しみにしてください。

―再び島⽥潔/⿅⾕⾨実というキャラクターを演じること、奥 智哉さんとの再共演について
僕は今回「島⽥潔」から「⿅⾕⾨実」になり、⼗⾓館の頃からキャリアや⽣活⾯で⾊々変化しています。 久しぶりに会った奥くんは顔つきが変わっていて、精悍な顔⽴ちになったなと思いました。きっと視聴者の⽅も楽しみにしてくださっていると思いますが、江南とも同志であるので、それぞれ時を経てまた会うというのは個⼈的にもグッとくるものがありました。江南との関係は、続編ならではの楽しめる部分かなと思います。

―久しぶりの内⽚組の撮影現場について
内⽚監督とは過去に何度か作品を⼀緒にやらせていただいて、⾃分にとっては信頼できる兄貴のような存在です。 前作もそうですが、ミステリーはリアリティーを追求するだけでは作れないところがあると思っています。殺⼈が起きて、それを冷静な判断で謎を解いていく、トリックを暴いていくという⾏為は、どこか⾮⽇常なんですよね。その中でキャラクターを成⽴させるのはかなり難しく、普段の⼼情から紡ぐアプローチだと動けなかったりするんですが、「ミステリー」という特別なフィールドをエンターテインメントにするために、向き合い⽅・キャラクターの作り⽅はそれなりのギアを⼊れていかないといけません。リアルな表現が頭をよぎるときに、監督がしっかりとエンタメとしての⾒せ⽅をディレクションしてくれるので、信頼して演じています。

―楽しみにしている⽅々へのメッセージ
『⼗⾓館の殺⼈』の時も「これはもう傑作になるだろう」と⾔っていましたが、今回も、もちろん⼩説がとんでもなく⾯⽩いので、素晴らしい作品になると思います。制作⾯では⼀筋縄ではいかず、なかなか⼤変ですが、これをしっかりと映像に落とし込むことができたら、⼆つ⽬の、さらなる⾦字塔を打ち⽴てることができるのではないかと思っております。ご期待ください。

♦原作者 綾辻⾏⼈ コメント

次は『時計館の殺⼈』を映像化したい、と聞いて「なるほど」と思いました。
『時計館』は⼩説『館』シリーズの第5作。第2作から第4作までは登場しなかった江南孝明が再登場して、『⼗⾓館』で意気投合した島⽥潔と再会するところから始まる物語です。実写版『⼗⾓館』の、奥智哉さん演じる江南と⻘⽊崇⾼さん演じる島⽥がとても良い感じのコンビだったので、この2⼈がふたたび活躍する『時計館』を第2弾に──という提案は充分に納得のいくものでした。
ただ同時に、「⼤変だろうな」とも思いました。
『時計館』の映像化を成功させるためには、『⼗⾓館』のアレとはまた違うレベルで、⽴ち向かわなければならない難題がいくつもあります。それらをどのようにして︖ などと⾃分で想像しはじめたらもう、眩暈(めまい)が……いや、しかし。
内⽚監督のことだから今回もきっと、原作者をして「やったね︕」と云わしめるような作品に仕上げてくれるでしょう。⼤いに期待しつつ、完成を待ちたいと思います。みなさんもどうぞ、お楽しみに。

♦監督 内⽚ 輝 コメント

再び『館』シリーズを映像化するにあたり、最も困難ではないかと想像される『時計館』に挑むことになりました。同じ役者の⽅々と同じシリーズを続けて制作できること、⾔葉に尽くせない感動を覚えます。まるで留学し成⻑した息⼦や友⼈と再会するような、感慨深い気持ちです。 そして、ミステリ作品で⼾⽥⼭さんとご⼀緒できることは、何より⼼強いです。『館』シリーズは、チームで脚本を書いているので、複数の脚本家が同じエピソードに向き合うことで⽣まれる⾯⽩さも、特筆すべき点かもしれません。

『時計館の殺⼈』を既にお読みになっている⽅は、「⼤変なのではないか︖」と想像されることでしょう。その通り、⾮常に⼤変です。前作『⼗⾓館の殺⼈』とはまた異なる種類の困難さがありますが、スタッフ、キャスト⼀丸となって丁寧に作品を作り上げていることを実感しています。

原作既読のファンの皆様、ぜひ『⼗⾓館の殺⼈』のドラマをもう⼀度ご覧いただき、数年後の物語である本作の完成を楽しみにお待ちください。原作未読の⽅、ドラマ未視聴の⽅は、犯⼈を推理しながら、まずは『⼗⾓館』を観ていただくことをおすすめします。そして『時計館の殺⼈』の実写ドラマが完成しましたら、同じように、メモを取りながら犯⼈当てに挑戦していただければ嬉(うれ)しいです。期待してください。

♦ストーリー

⾓島・⼗⾓館の惨劇から三年。
⼤学院を修了後、出版社に就職した江南孝明は、推理作家としてデビューした⿅⾕⾨実(島⽥潔)のもとを訪ねる。そこで江南は、あの中村⻘司が設計した建物の⼀つ、「時計館」に⾏くことを⿅⾕に伝える。⽬的はオカルト雑誌の新⽶編集者として、担当している”特別企画”の、”交霊会”に参加するためだ。
交霊会の夜、忽然と姿を消す霊能者。閉ざされた館内では、仮⾯を被った何者かが、江南たちに襲いかかる。館外では、⿅⾕が、時計館の主⼈が遺した「沈黙の⼥神」の詩の謎を追っていた。
針のない時計塔、忍び寄る殺⼈者。出⼝のない悪夢の三⽇間が始まる。

Huluオリジナル『時計館の殺人』
2026年2月 Huluで独占配信

<公式HP>
<配信ページはこちらから>

©綾辻⾏⼈/講談社 ©HJホールディングス・NTV

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