椎名林檎が書き下ろし主題歌「白日のもと」で彩る!菅野美穂×赤楚衛二主演『近畿地方のある場所について』8月公開
2025.6.10 07:00
今夏8月8日(金)に全国公開される映画『近畿地方のある場所について』の主題歌に、椎名林檎による書き下ろし楽曲「白日のもと」が決定した。同時に公開された本予告映像では、その音源の一部も初めて披露されている。
本作は、発行部数40万部を突破し「このホラーがすごい!2024年版」で第1位を獲得した背筋による同名小説の実写映画化作品。菅野美穂と赤楚衛二のW主演に、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』の白石晃士が監督を務め、原作者・背筋も脚本協力として参加する強力なタッグで制作されている。

解禁された本予告映像では、怪現象、行方不明、未解決事件が多発する”ある場所”に関する謎が描かれる。行方不明になったオカルト雑誌の編集者を探す過程で、同僚の編集部員・小沢(赤楚衛二)と記者の千紘(菅野美穂)が数々の怪異な出来事の背後に”近畿地方のある場所”が関わっていることを突き止めていく。予告では狂気を帯びた菅野美穂の姿や、謎めいた赤い服の女性の姿なども映し出され、観る者の恐怖心をあおる内容となっている。
主題歌を手がける椎名林檎は、ロックやジャズ、クラシックを基調としながらも多種多様なジャンルを融合させた独創的な音楽性と、一聴して強烈な印象を残す作詞で知られる日本を代表するアーティスト。

〈主題歌・椎名林檎コメント〉
ホラーは私の十八番です。こんなに恐ろしい原作の映画化に際し、主題歌をご注文いただき感激しきりです。しかし今回はおどろおどろしさを求めてのご依頼ではなさそう。軽い気持ちでお受けしたことを恥じ、この物語に重く横たわる問題に私は只管向き合いました。それは自身の問題でもあり人生に於ける最も大きな脅威で、真に迫る描写を目指すほどに苦しかった。結果、作品へ寄り添えておりましたらさいわいです。菅野美穂氏はじめキャストみなさまのお芝居を楽しみにしております。貴重な機会をくださり、ほんとうにありがとうございました。
椎名林檎㊻
〈主演:菅野美穂コメント〉
椎名さんに主題歌をお引き受けいただけたことで、映画の世界観を最後のエンドロールまで締めていただける安心感を抱きました。
そして、私が演じた千紘というキャラクターの心情にとことん寄り添って作ってくださった曲で、椎名さんらしさもありながら、私たちにすごく寄り添って頂き、感謝しかありません。
〈主演:赤楚衛二コメント〉
主題歌が椎名さんとお聞きして、僕の中ではホラーのイメージがなかったので驚きました。映画の世界観と通じる、菅野さん演じる千紘さんのおもいが1つのテーマとしてあり、そこに椎名さんの世界観がマッチした曲になっているので、余韻に浸れるエンドロールになると非常に楽しみです。
映画『近畿地方のある場所について』2025年8月8日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】
「行方不明の友人を探しています。」…から始まる衝撃展開の連続!これは、あなたを“ある場所”へと誘う、近畿の禁忌(きんき)の物語。
行方不明になったオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々。彼はなぜ消息を絶ったのか?いまどこにいるのか?同僚の編集部員は、女性記者とともに行方を捜すうちに、恐るべき事実に気がつく。それらの謎は、“近畿地方のある場所”へとつながっていたのだった…。すべてが白日のもとに晒された時、衝撃の結末が待ち受ける。